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2025年3月31日【東京都】令和7年度「スタートアップ知的財産支援事業 ハンズオン支援」【助成金最大1500万円】

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和7年度「スタートアップ知的財産支援事業 ハンズオン支援」について発表しました。
優れた技術を有しており、知的財産の意識はあるものの、その活用ノウハウを持たないスタートアップに対し、戦略の策定から知的財産権取得までの中長期ハンズオン支援を行うことで、知財を武器に世界と戦える企業の創出を目指します。
支援内容
ビジネス・知財両面に関する伴走支援【知財戦略アドバイザー及び専門家による支援】
採択された事業者に対し、ビジネスおよび知財両面に関する伴走支援を最大3年間(令和7年10月1日~令和10年9月30日まで)にわたり行います。
助成事業による支援【本事業の支援による戦略策定後の予定】
支援開始から一定期間経過後(本事業の支援による戦略策定後の予定)に、支援チームのサポートを受けて策定した事業・知財戦略等を提出していただいた上で、知的財産権の出願等権利化に要する経費や、権利化までに必要な技術開発・改良に要する経費等を対象とする助成金による支援を行います。
助成額:上限1,500万円・助成率1/2以内
申請予約期間
2025年2月12日(水)~2025年4月11日(金)
知的財産権は、企業の競争力を強化するための重要な経営資源です。企業が特許などを取得することで、自社の製品や技術を保護し、模倣や侵害から守るとともに、独占的なビジネス展開を実現し、収益の最大化につながります。特許庁の調査では、知的財産を保有する中小企業は、保有していない企業に比べて売上高営業利益率が高いことが示されており、知的財産の活用と企業成長には明確な相関があると言えます。
しかし、知的財産権を戦略的に活用するには高度な専門知識が必要なため、多くの中小企業はその活用において後れをとっており、その結果、不利益を被るケースも見受けられます。こうした中、小規模な企業やスタートアップが自社の優れたアイデアや技術を基に成長を目指すためには、知的財産の保護と効果的な活用が不可欠です。
そこで、東京都中小企業振興公社(東京都知的財産総合センター)は、「スタートアップ知的財産支援事業 ハンズオン支援」を展開し、知的財産戦略の構築と活用を支援することで、中小企業やスタートアップの成長を後押ししています。
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