【中小企業庁】中小企業・小規模事業者関係予算等のポイント(令和6年度補正・令和7年度当初予算案)

tips

中小企業庁は、中小企業・小規模事業者関係予算等のポイント(令和6年度補正・令和7年度当初予算案)について発表しました。

基本的な課題認識と対応の方向性

・予算・税・制度改正等の政策手段を総動員し、中小企業・小規模事業者等の飛躍的成長、規模拡大、新事業進出・事業転換、生産性向上・省力化等の投資を促すとともに、中小企業・小規模事業者の持続的な賃上げにつなげ、地域経済の好循環と成長型経済への転換を実現する
・物価高、エネルギー高、構造的な人手不足等、厳しい経営環境に直面する中小企業・小規模事業者等に対する価格転嫁対策や資金繰り支援、省力化投資の支援等に万全を期し、持続的賃上げの実現に向けた環境整備を図る
・また、小規模事業者支援、事業承継、社会課題解決等を通じて、地域経済の活性化を図る

中小企業対策費

令和6年度:1082億円
令和7年度+令和6年度補正:1080億円+5601億円

主な支援策

・成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)【123億円】
・中小企業取引対策事業【29億円】+(令和6年補正 8.3億円)
・中小企業資金繰り支援事業【223億円】
・中小企業活性化・事業承継総合支援事業【144億円】+(令和6年補正 61億円)
・小規模事業対策推進等事業【61億円】
・地方公共団体による小規模事業者支援推進事業【10億円】+(令和6年補正 10億円)
・後継者支援ネットワーク事業【4.0億円】
・中小企業・小規模事業者ワンストップ総合支援事業【34億円】+(令和6年補正 20億円)
・中堅・中核企業の経営力強化支援事業、地域の人事部支援事業【7.0億円】


2024年12月27日に令和7年度予算案等が閣議決定されました。

これを受け各省庁は具体的な予算案のポイントを公開しています。

中小企業庁は、中小企業・小規模事業者の飛躍的な成長や、生産性向上・省力化投資、賃上げなどを支援することを目指しています。

令和7年度をさんは1080億円が計上されており、これは前年度の1082億円と同程度の規模です。また、令和6年度補正予算は5601億円が計上されており、これとあわせてさまざまな支援策が展開されます。

令和7年度予算としては、「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」(123億円)や、「中小企業資金繰り支援事業」(223億円)、「中小企業活性化・事業承継総合支援事業」(144億円)に手厚い予算が割り当てられています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ トレンド
関連タグ 中小企業 中小企業庁 予算 予算案 令和6年度 令和7年度当初予算案 小規模事業者 関係
詳細はこちら

中小企業・小規模事業者関係予算等のポイント(令和6年度補正・令和7年度当初予算案)

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【神奈川県】令和6年度「中小企業生産性向上促進事業費補助金」2次公募
神奈川県は、令和6年度「中小企業生産性向上促進事業費補助金」の2次公募について発表しました。 生産性向上に資する設備の導入等に補助金を交付します。 事業内容 生産性向上や、業務プロセスの改善、人手不足…
「セーフティネット保証制度 中小企業信用保険法第2条第5項及び第6項」
「セーフティネット保証制度」は、取引先等の再生手続等の申請や事業活動の制限、災害、取引金融機関の破綻、大規模な経済危機等による信用の収縮等により経営の安定に支障を生じている中小企業者について、保証限度…
【中小企業庁・中小機構】売上高100億円を目標に挑戦する企業・経営者を応援するプロジェクト第1弾「100億宣言」を開始
中小企業庁および独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「100億宣言」を新たに開始することを発表しました。 売上高100億円という高い目標を目指し、それに向けて挑戦を行う企業・経営者を応援するプロジェク…
「小規模事業者持続化補助金」第13回受付締切分
2023年6月14日、「小規模事業者持続化補助金」の第13回受付締切分の公募要領が公開されました。 「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者等が経営計画を自ら策定し、商工会・商工会議所の支援を受け…
【4/28締切】「中堅・中小成長投資補助金」
「中堅・中小成長投資補助金」3次公募のお知らせです。 地域の雇用を支える中堅・中小企業が、足元の人手不足等の課題に対応し、成長していくことを目指して行う大規模投資を促進することで、地方における持続的な…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集