創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年1月21日設備点検用ドローンブランド「Rangleシリーズ」を展開する「DRONE SPORTS」が1億円調達

2025年1月20日、DRONE SPORTS株式会社は、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
DRONE SPORTSは、設備点検用ドローン「Rangleシリーズ」を企画・開発・製造しています。
建物内部・地下施設・ボイラー炉内・球形タンクなど狭い場所や暗所での点検作業、橋梁下などのGPS信号が届きにくい場所での飛行を想定した狭所点検用ドローンを展開しています。
他事業として、ドローンレースチーム「RAIDEN RACING」の運営や、ドローンイベントの企画運営なども行っています。
今回の資金調達により、より多様な点検ニーズに対応するためのラインナップの拡充を進めます。
国内の社会基盤を支えるインフラ設備の多くは、高度経済成長期に整備され、50年以上が経過しています。これらの老朽化したインフラは、予算不足が原因で必要な補修が進まず、危険な状態のまま放置されているケースが少なくありません。
加えて、インフラ業界では人手不足が深刻化しており、点検や維持管理が十分に行われていない現状があります。このような状況は、インフラの劣化をさらに進行させ、重大事故や悲惨な被害を招く原因となっています。
また、近年は気候変動に伴い、台風や豪雨などの自然災害が頻発しており、老朽化したインフラが災害時の被害を拡大させるリスクも高まっています。これらの課題を放置すれば、今後さらに深刻な問題を引き起こすことが懸念されます。
こうした状況を改善するためには、テクノロジーを活用した効率化や自動化が鍵となります。たとえば、ドローンやAI技術を用いたインフラ点検では、人手が不足している現場でも正確かつ迅速な調査が可能です。また、センサーを活用したモニタリングシステムにより、劣化状況をリアルタイムで把握し、必要な補修作業を計画的に実施できるようになります。
DRONE SPORTSは設備点検用ドローンとして、多様なニーズに応える「Rangleシリーズ」を展開し、設備点検の省人化・効率化に貢献しています。
事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB DRONE SPORTS RAIDEN RACING Rangle インフラ ドローン 株式会社 点検 産業用 産業用ドローン 製造 設備 資金調達 開発 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年5月20日、ContractS株式会社は、株式会社キャリアインデックスのグループへの参画について合意したことを発表しました。 また、キャリアインデックスは、ContractSの株式を2022…
2023年4月26日、株式会社Goalsは、銀行借入により8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Goalsは、飲食店向けクラウドサービス「HANZO」シリーズを開発・提供しています。 202…
2021年11月1日、株式会社カノエは、総額約6,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 生鮮食品を早朝に宅配するサービス「モーニング・エキスプレス」を運営しています。 パン、季節の果物・…
2023年4月7日、ユビ電株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユビ電は、EV充電サービス「WeCharge」を運営しています。 充電ごとの電気量・料金を計測できるEV充電設…
2023年11月1日、WealthPark株式会社は、合計13億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 WealthParkは、不動産投資・管理アプリ「WealthPark」「Owne…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…