注目のスタートアップ

学⽣向けフードデリバリーアプリ「PECOFREE(ペコフリー)」を運営する「PECOFREE」が資金調達

company

2024年10月28日、株式会社PECOFREEは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、アグリビジネス投資育成株式会社です。

PECOFREEは、学⽣向けフードデリバリーアプリ「PECOFREE(ペコフリー)」を運営しています。

導入された学校に通う学生などは、栄養士監修の弁当をアプリから事前注文・事前決済でき、必要とする日に学校に配達された弁当を受け取ることができるサービスです。

導入する学校などは、大がかりな設備投資など必要なく、初期費用・固定費0円で弁当給食を導入できます。

また、事前注文によって必要な食数を把握できるため、弁当を作る給食会社のフードロス削減にも貢献します。

2021年4月のサービス開始以来、全国の1200施設以上に導入されています。

今回の資金は、アプリの顧客体験向上、新機能開発などに充当します。


学校給食は、栄養バランスの取れた食事を日々提供し、学生の健やかな成長を支える重要な役割を果たしています。しかし、一部の中学校や高校では給食が導入されておらず、食堂や購買部の運営負担が学校側にかかり、保護者には日々の弁当づくりという負担が生じています。

また、給食業界も、栄養バランスと価格のバランスをとりつつ献立を作成する負荷の高さや、食数予測の難しさといった課題を抱えています。

PECOFREEはこうした課題に対応するため、学校と給食会社を結びつけるサービス「PECOFREE」を提供しています。

弁当型やデリバリー型の給食は、外部の食品工場で一括調理ができるため、学校側が食堂などの設備を準備する必要がなく、導入しやすい形式といえます。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB PECOFREE アプリ オフィス お弁当 スクールランチ スマートフォン フードデリバリー ペコフリー マッチング ランチ 予約 健康 学校 学童 弁当 教育機関 栄養 栄養士 株式会社 決済 注文 給食 資金調達 食品 飲食 高校
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

次世代電動モビリティを開発する「SMZ」が1.1億円調達
2023年8月23日、SMZ株式会社は、合計1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SMZは、次世代電動モビリティの開発を行い、国内向けブランド「VERACITY」とグローバル向け…
「ワンメディア」が4.2億円調達 クリエイター・ネットワーク事業を開始
2019年7月16日、ワンメディア株式会社は、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、動画クリエイターがデジタル・スクリーンで活躍することができ、評価される仕組み作りに特…
「2Links」が「ティーケーピー」と業務提携 完全個室型空間サービス「TKP RemoteworkBOX」を共同で運営
2022年6月17日、2Links株式会社は、株式会社ティーケーピーは、業務提携契約を締結したことを発表しました。 2Linksは、完全個室型空間サービス「RemoteworkBOX」を展開しています…
調剤薬局向け電子薬歴システム「Musubi」を提供する「カケハシ」が18億円調達
2023年3月29日、株式会社カケハシは、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これによりシリーズCラウンドでの資金調達は終了し、合計の調達額は約94億円となりました。 カケハシは、…
新型コロナ関連検査キットやピロリ菌検査キットなどを展開する「ICheck」が資金調達
2022年4月8日、ICheck株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 新型コロナ関連検査キットや、ピロリ菌検査キット(2022年4月5日販売開始)、糖尿病リスク検査キット(2022年春リ…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集