「グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発に係る回収CO2の需要調査」

subsidy

国立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構は、「グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発に係る回収CO2の需要調査」の公募について発表しました。

CO2分離回収技術の社会実装を早期に実現するために、国内外における回収CO2の利活用が見込まれる産業を対象に、俯瞰的な調査・分析・考察を実施し、回収CO2の需要に関わる最新のマーケット情報を把握します。

予算額

1,900万円以内。

応募要件

次の a.から c.までの全ての条件を満たすことのできる、単独ないし複数で受託を希望する企業等とします。
a. 当該技術又は関連技術についての調査/事業実績を有し、かつ、調査/事業目標の達成及び調査/事業計画の遂行に必要となる組織、人員等を有していること。
b. 当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤、資金等について十分な管理能力を有し、かつ情報管理体制等を有していること。
c. NEDO が調査/事業を推進する上で必要とする措置を、適切に遂行できる体制を有していること。

公募期間

2024年10月7日(月)~2024年10月21日(月)


温室効果ガスの一種である二酸化炭素(CO2)は気候変動の要因のひとつとして考えられており、世界的に排出抑制に向けた取り組みが進められています。

脱炭素化の取り組みにはさまざまなものがあります。たとえば、化石資源は採掘から利用までの間で大量の二酸化炭素を排出するものであることから、より環境の優しい資源・素材への転換が進められています。

とくにエネルギーにおいては太陽光発電や風力発電などにより、再生可能エネルギーへの転換が進められています。

こうした状況下で、気候変動に対する根本的なソリューションとして、二酸化炭素を回収する技術の研究開発が進められています。

この技術は、大気中から直接二酸化炭素を回収するものや、二酸化炭素が含まれる気体を排出する際に、二酸化炭素とそれ以外に分離し、二酸化炭素を回収するといったものがあります。

後者の技術は、たとえば火力発電において排出される二酸化炭素を回収することが可能となります。

セメント、製鉄、化学などの産業分野では原料由来の二酸化炭素排出が避けられないため、二酸化炭素の回収分離技術が重要となっています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ CO2 NEDO グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発に係る回収CO2の需要調査 分離回収 回収CO2 委託 技術 改修 新エネルギー・産業技術総合開発機構
詳細はこちら

「グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発に係る回収CO2の需要調査」に係る公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「アイポア微粒子分析ソリューション」などを手がける「アイポア」が2億円調達
2023年7月31日、アイポア株式会社は、約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社です。 アイポアは、AIとポア計測技術により、革新的な検査製品…
AI導入コンサルテーション事業など展開の「調和技研」が3億円調達
2020年5月19日、株式会社調和技研は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AI導入コンサルテーションを中心に、AI研究開発・実装・運用、AIエンジンの提供、AI技術者の人材育成を…
森林整備からカーボンクレジットの創出・販売まで手がける「ForestFolks」が1500万円調達
2024年12月26日、株式会社ForestFolksは、1500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ForestFolksは、森林整備から、カーボンクレジットの創出、販売まで一気通貫で提供…
コンピュータービジョン技術を活用したサービスを提供する「TIGEREYE」が3億円調達
2023年10月31日、株式会社TIGEREYEは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 TIGEREYEは、クラウドコンピュータービジョン技術(セキュリティテック)を活用し、生体認証基…
タンパク質の次世代解析技術「AIプロテオミクス」の研究開発と実用化に取り組む「aiwell」が資金調達
2023年6月30日、aiwell株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、北洋SDGs推進2号ファンドです。 aiwellは、タンパク質の網羅的解析技術「AIプロテオミクス」の研…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集