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2024年10月8日「グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発に係る回収CO2の需要調査」
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国立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構は、「グリーンイノベーション基金事業/CO2の分離回収等技術開発に係る回収CO2の需要調査」の公募について発表しました。
CO2分離回収技術の社会実装を早期に実現するために、国内外における回収CO2の利活用が見込まれる産業を対象に、俯瞰的な調査・分析・考察を実施し、回収CO2の需要に関わる最新のマーケット情報を把握します。
予算額
1,900万円以内。
応募要件
次の a.から c.までの全ての条件を満たすことのできる、単独ないし複数で受託を希望する企業等とします。
a. 当該技術又は関連技術についての調査/事業実績を有し、かつ、調査/事業目標の達成及び調査/事業計画の遂行に必要となる組織、人員等を有していること。
b. 当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤、資金等について十分な管理能力を有し、かつ情報管理体制等を有していること。
c. NEDO が調査/事業を推進する上で必要とする措置を、適切に遂行できる体制を有していること。
公募期間
2024年10月7日(月)~2024年10月21日(月)
温室効果ガスの一種である二酸化炭素(CO2)は気候変動の要因のひとつとして考えられており、世界的に排出抑制に向けた取り組みが進められています。
脱炭素化の取り組みにはさまざまなものがあります。たとえば、化石資源は採掘から利用までの間で大量の二酸化炭素を排出するものであることから、より環境の優しい資源・素材への転換が進められています。
とくにエネルギーにおいては太陽光発電や風力発電などにより、再生可能エネルギーへの転換が進められています。
こうした状況下で、気候変動に対する根本的なソリューションとして、二酸化炭素を回収する技術の研究開発が進められています。
この技術は、大気中から直接二酸化炭素を回収するものや、二酸化炭素が含まれる気体を排出する際に、二酸化炭素とそれ以外に分離し、二酸化炭素を回収するといったものがあります。
後者の技術は、たとえば火力発電において排出される二酸化炭素を回収することが可能となります。
セメント、製鉄、化学などの産業分野では原料由来の二酸化炭素排出が避けられないため、二酸化炭素の回収分離技術が重要となっています。
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