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2024年7月23日デザイン性とテクノロジーによる快適性を両立したハイエンドな別荘を提供する「NOT A HOTEL」が55億円調達

2024年7月23日、NOT A HOTEL株式会社は、総額約55億円の資金調達を実施したことを発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は約105億円となりました。
NOT A HOTELは、世界的な建築家やクリエイターが手がけるデザイン性とIoTなどのテクノロジーによる快適性を両立したハイエンドな別荘を提供しています。
自分が購入した別荘だけでなく、すべての「NOT A HOTEL」を相互に利用できるネットワーク性を特徴としています。相互利用可能な物件を毎年10泊単位からシェア購入できます。所有権での購入となるため、減価償却、売却、相続が可能です。
これまで9拠点の販売開始・開業を実現しています。
今後、新規拠点開発を通じて地域観光の発展に貢献していきます。
別荘やリゾートマンションを自分で購入すると、自由に利用できるというメリットがありますが、不動産所得税や固定資産税などの税負担がかかり、施設の維持管理も自分で行う必要があります。
さらに、別荘を使用していない間は空き家となり、放火などのリスクがあるだけでなく、遊休資産にもなってしまいます。そのため、別荘を所有する場合には、貸別荘として運営することが考えられます。
また、ハワイや沖縄などのリゾート地では、ホテルコンドミニアムという形態も一般的です。これは、ホテルの客室を購入し、自分が利用しない時はホテルとして貸し出し、その賃料収入を得るというものです。
「NOT A HOTEL」は、このような別荘やホテルの所有権を販売し、利用しない間はホテルとして貸し出すというモデルを展開しています。
さらに、別荘を建設する前に販売を開始し、売れたら建てるという着工前販売や、10泊単位で所有権を購入できるシェア購入、オンライン完結による広告費削減、テクノロジーを駆使した体験、ロビーをなくすことによる客室最大化などの特徴があります。
ビジネスの大きな成長のためには戦略的な資金調達が必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
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