注目のスタートアップ

会員制予防ケアサービスや法人向けオンライン診療サービスを手がける「アンドエル」が資金調達

company

2024年7月4日、アンドエル株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

また、会員制予防ケアサービス「AndL Doc」と、法人向けオンライン診療サービス「AndL Work」をリリースしたことも併せて発表しています。

「AndL Doc」は、パーソナルドクターズによる会員制の予防ケアを受けられるサービスです。

具体的には、血液検査・オンライン健康相談・診察・処方・決済・人間ドック(準備中)までワンストップで実施し、テクノロジーを活用してオンライン・オフラインでのスマートな医療体験を提供することを目指しています。

オフラインクリニックは、京都・東京(渋谷)に同時オープンしています。提携クリニック内に院内サロンとして個室空間を備えています。

「AndL Work」は、法人向けオンライン診療サービスです。

導入企業の従業員が待ち時間ゼロでSlackやLINEから健康相談・オンライン診療サービスを受けることができる環境を提供します。


日本の死亡原因は、がん、心疾患、脳血管疾患で50%近くを占めています。

これらの病気は、食事、運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣と深い関わりがあり、生活習慣病と呼ばれています。つまり生活習慣は多くの日本人の健康に密接に関係していると言えます。

こうした背景のもと、ヘルスケアや予防医学の重要性がますます高まっています。

そしてヘルスケアや予防医学は、個人が自身の判断で取り組む以外にも、企業が従業員の健康管理・改善として取り組むというケースが増えてきています。これは、組織の生産性が人材の健康と密接に関連していることが理由です。

そのため、従業員の健康管理に経営戦略として取り組む企業において、健康管理やヘルスケアなどの取り組みをサポートするサービスのニーズが高まっているのです。

企業・事業の拡大には資金調達が欠かせません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB ウェルビーイング オンライン診療 クリニック ケア サービス パーソナル ヘルスケア ワンストップ 予防 予防医学 会員制 体験 健康経営 医療 株式会社 法人 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「トモイク」が資金調達 「住友生命保険」と連携して取り組む「子育て応援サービス」の実証実験を「国立成育医療研究センター」と共同で開始
2023年1月18日、トモイク株式会社は、住友生命グループのCVCファンドであるSUMISEI INNOVATION FUNDから出資を受けたことを発表しました。 また、住友生命保険相互会社が複数の企…
C向けセールアンドリースバックサービス「CASHARi」運営の「ガレージバンク」が1億円調達
2021年10月13日、ガレージバンク株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 C向けセールアンドリースバックサービス「CASHARi(カシャリ)」を開発・運営しています。 ファ…
メタバースプラットフォーム「cluster」を運営する「クラスター」が52億円調達
2023年5月17日、クラスター株式会社は、合計52億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クラスターは、メタバースプラットフォーム「cluster」を運営しています。 誰もがバーチャル上で音楽…
クラウド決算開示管理サービスなどを提供する「Uniforce」が5.3億円調達
2023年8月16日、Uniforce株式会社は、総額約5億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Uniforceは、「クラウド決算開示管理サービス」、IPO準備に特化したサービス「…
定額制の多拠点居住プラットフォーム「ADDress」を運営する「アドレス」が資金調達
2022年12月6日、株式会社アドレスは、株式会社ボルテックスへの第三者割当増資と、株式会社静岡銀行からの新株予約権付融資により資金調達を実施したことを発表しました。 また、サービス産業生産性協議会が…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集