注目のスタートアップ

AITuber「紡ネン」などを手がける「Pictoria」が資金調達

company

2024年5月28日、株式会社Pictoriaは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、ユナイテッド株式会社です。

Pictoriaは、AI技術で配信を行うバーチャルYoutuberである「AIVTuber」や、VTuberを運営するコンテンツ事業、キャラクター×AIによるアライアンス事業、大規模言語モデル(LLM)や最先端AI技術の研究開発などを展開しています。

AIVTuberは、AI技術を搭載したAIキャラクターが動画配信プラットフォーム上で配信を行うコンテンツです。Twitterのリプライや配信でのコメントを学習し成長することを特徴としています。

今回の資金調達により、AITuberの数を増やすための研究開発や、誰もが自由に自分のAITuberを作れるプラットフォームづくりを進めます。


近年、産業界では業務効率化や自動化のためにAI技術の活用が進められています。

このAI技術は私たちがSF作品などに触れて想像していた、人間のように会話ができたり、人間用に判断できたりするようなものとは趣が異なります。

しかしながら、OpenAI社のAIチャットボットであるChatGPTの登場により、人間のように振る舞うAIの実現がさらに一歩近づいたと期待が高まっています。

こうした中で、エンターテインメントの領域では、AIを搭載したキャラクターに自然な対話を実現させたり、ユーザーとの関わりを通じて学習するというプロジェクトがいくつか登場しています。

Pictoriaは、配信プラットフォームでVTuberのように配信を行うAIVTuberを手がけています。

2020年12月に「紡ネン」によるYouTube配信をスタートし、現在は複数のAIキャラクターを手がけています。

事業の拡大には資金調達が重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AIキャラクター BtoB LLM Pictoria VTuber アイリーン キャラクター バーチャルYoutuber マイリーン 大規模言語モデル 月夜野アルマ 朝日奈ライラ 株式会社 紡ネン 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

顧客体験パーソナライゼーションSaaS「ReviewBank」開発の「Revie」が1億円調達
2022年9月28日、株式会社Revieは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Revieは、顧客体験パーソナライゼーションSaaS「ReviewBank」を開発しています。 個々の顧…
韓国人材に特化した採用支援サービス「KOREC」を運営する「ビーウェルインターナショナル」が1.15億円調達
2023年12月1日、株式会社ビーウェルインターナショナルは、総額1億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 韓国人材に特化した採用支援サービス「KOREC」を運営しています。 エンジ…
英会話学習特化のメタバース「fondi」が1.7億円調達
2022年7月27日、株式会社fondiは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 fondiは、英会話学習特化のメタバース「fondi」を開発・提供しています。 世界中の英語…
リアルイベント連動型ドラフト会議アプリ運営の「なんでもドラフト」が1.7億円調達
2021年6月28日、株式会社なんでもドラフトは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リアルイベント連動型ドラフト会議アプリ「なんでもドラフト」を運営しています。 スポーツ…
自由診療クリニック向け業務支援SaaS「Medi Tec Hub」を開発する「グリーンメチル」が1.05億円調達
2023年8月23日、株式会社グリーンメチルは、総額1億500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 グリーンメチルは、自由診療クリニック向け業務支援SaaS「Medi Tec Hub(メディテ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集