【東京都】「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」補助金

subsidy

東京都は、「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」の公募について発表しました。

エリア単位で観光関連事業者等が連携し、AI等先端技術を活用した観光地の面的な高付加価値化を図る取り組みを支援します。

補助対象者

2者以上の都内事業者で構成される地域グループ

補助対象事業

エリア単位で複数の施設(ホテル・レストラン・観光施設・商業施設等)が連携し、観光地の高付加価値化に資する先端技術の実装を図る取り組み

取り組み例
・AIやIoTを用いたリアルタイムな混雑情報の可視化によるエリア内の周遊や混雑の抑制を図る取り組み
・キャッシュレス、チケットレスを可能にする生体認証システムの導入による観光客の利便性向上やエリアの混雑解消を図る取り組み
・電子共通パスのダイナミックプライシング開発による観光収益の最大化や観光需要の分散に資する取り組み
・XR技術を活用した観光コンテンツ開発による観光地の新たな魅力創出や誘客促進を目指す取り組み など

補助限度額・補助率

4,000万円・2分の1以内

募集期間

2024年4月24日(水)~2024年7月12日(金)


日本は観光立国として成長するため観光政策を推進し、その成果としてインバウンド需要の獲得に成功しています。2019年には訪日観光客数は過去最高を更新し、コロナ禍が落ち着いた現在は2019年の水準に戻る、あるいは上まりそうなほどにまで回復しています。

一方、観光業は人手不足、生産性向上、ホスピタリティ向上、インバウンド対応などさまざまな面で課題を抱えています。

さらにコロナ禍で失った需要を回復させるための取り組みも重要となっています。

こうした中で、観光地ではエリアとしての魅力を向上させるような取り組みが注目されています。観光では単体での魅力だけでなく、そのエリアとしての魅力も重要です。

その魅力を創出するにはさまざまな方法が考えられます。そのひとつとしてAIなどの先端技術の活用があります。

「AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業」は、エリアの混雑状況の可視化、生体認証技術を用いたキャッシュレス・チケットレスの導入、ダイナミックプライシングの導入、先端技術を用いた観光コンテンツの開発など、さまざまな取り組みを支援する補助金です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ AI エリア グループ ホテル リアルタイム レストラン 先端技術 公募 助成金 商業施設 地域 施設 東京都 補助金 観光 連携 面的 高付加価値化 高度化
詳細はこちら

AI等先端技術を活用した受入環境高度化支援事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」補助金
農林水産省は、令和6年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」の公募について発表しました。 ロボット技術…
農業における運搬を担う自律走行ロボットを開発する「輝翠TECH」が資金調達
2022年9月26日、輝翠TECH株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 輝翠TECHは、農業における人手不足を解消するためにAIによる自動走行ロボットを開発しています。 開発する自律走行…
「メディヴァ」が子会社「シーズ・ワン」を通じ15億円調達 経営課題を抱える中小病院を地域ケアの中核「コミュニティ・ホスピタル」に再生する構想を推進
2023年4月25日、株式会社メディヴァは、100%子会社である株式会社シーズ・ワンを通じ、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 メディヴァは、病院コンサルティングや、再生支援、専門分…
AIによるプロファイリング技術の「AIQ」が2億円調達
AIQ株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 人工知能(AI)によるプロファイリング技術をもとに、“企業と個人の新しい繋がりを創るプラットフォーム”を提供しています。 効率的…
ファッションテックの「Liaro」が6,000万円調達!
株式会社Liaroは、6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、AI特化型インキュベーターの株式会社ディープコアです。 Liaroは、AIを活用した画像解析によるファッション・…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集