「荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業」2次公募

subsidy

経済産業省は、「荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業」の2次公募の申請受付を開始したことを発表しました。

荷主企業の物流施設の自動化・機械化に資する機器・システムの導入等に係る費用を補助することを通じ、荷主企業の省力化や物流効率化の投資効果を明らかにする実証を行います。

補助対象経費

機械装置・システム費
技術導入費
専門家経費
運搬費
クラウドサービス利用費
外注費
その他諸経費

補助率・補助上限額・投資下限要件

  中小企業等 中堅企業等
補助率 補助対象経費の2/3以内 補助対象経費の1/2以内
補助上限額 1億円 5億円
投資下限要件 300万円以上 5,000万円以上

対象の取り組み

「ア」・「イ」の2つの要件を満たす物流効率化計画を策定・提出することが必要です。

「ア.利用する物流事業者側の業務効率化」
下記のうち(1)もしくは(2)は必須とし、(3)の取組を含めることが可能
(1)荷待ち・荷役時間の削減
(2)積載率の向上
(3)その他
輸送ルートの見直し、共同輸配送の実施等、ガイドラインに記載されている取組事項を踏まえて、定量的な目標を設定すること

「イ.物流施設側における業務効率化」
従業員の補助事業に関わる総労働時間について、設備投資により、機器・システム等の導入前と比較して、3%以上削減すること

公募期間

2024年4月12日(金)~2024年5月20日(月)17:00


物流業界は人手不足の深刻化や、2024年問題により、現状のサービス水準を維持することが難しい状況におかれています。

しかし物流サービスは全産業に大きな影響を及ぼす重要な基盤であることから、低廉瀬・安全性・高品質を兼ね備えたサービスとして運営していくことが求められています。

そのためこのような状況下で、今後も高品質な物流サービスを維持していくためには、物流業界のみならず、荷主企業による積極的な取り組みも求められます。

経済産業省は、社会インフラである物流を維持するため、荷主事業者の行動変容を促す支援策として、「物流効率化に向けた先進的な実証事業(荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業)」を実施しています。

この補助事業は、荷主企業の物流施設の自動化を実現する設備投資を最大1億円(中堅企業は5億円)支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ システム 中堅企業 中小企業 企業 公募 共同 助成金 効率化 実証事業 業務効率化 機器 機械 物流 物流施設 省力化 経済産業省 荷主 補助金 設備投資 輸送 配送
詳細はこちら

物流効率化に向けた先進的な実証事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「多様な体験型観光推進事業補助金」
東京都は、「多様な体験型観光推進事業補助金」の公募について発表しました。 美容室等を運営する事業者が外国人旅行者を受け入れるため、新たなサービスの開始に必要となる経費の一部を補助します。 補助対象者 …
補助金・助成金の申請書作成支援クラウドサービス「Scalar Self」を提供する「Scalar」が資金調達
2023年6月14日、Scalar株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Scalarは、補助金・助成金申請書の作成支援クラウドサービス「Scalar Self(スカラーセルフ)」を提供し…
eラーニングシステム「learningBOX」提供の「龍野情報システム」が8.800万円調達
2022年1月26日、株式会社龍野情報システムは、総額8,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 eラーニングシステム「learningBOX」を提供しています。 eラーニングの構築・実施…
「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業)フェーズフリーの省CO2独立型施設支援事業」
公益財団法人北海道環境財団は、令和5年度(補正予算)「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業)フェーズフリーの省CO2独立型施設支援事業」の公募について発表し…
スマートホームサービス「SpaceCore」を提供する「アクセルラボ」が7.8億円調達
2023年1月25日、株式会社アクセルラボは、総額7億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アクセルラボは、スマートホームサービス「SpaceCore(スペース・コア)」を提供してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集