創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年4月10日【東京都】「ゼロエミッション化に向けた省エネ設備導入・運用改善支援事業」助成金
公益財団法人東京都環境公社は、「ゼロエミッション化に向けた省エネ設備導入・運用改善支援事業」について発表しました。
「2025年CO2排出実質ゼロ」に貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向け、中小企業等のさらなる省エネルギー化を推進するため、省エネ設備の導入と運用改善に要する費用の一部を助成します。
助成要件
・都内で所有、または使用する中小規模事業所において、省エネ設備の導入、または運用改善の実践を行うこと。
・事前に省エネ診断を受診し、この提案に基づき、省エネ設備の導入、または運用改善の実践を行うこと。または、助成対象事業者が自ら計画を作成し、省エネ効果の確認ができる省エネ設備、または運用改善の実践を行うこと。
・省エネ設備の更新前後、または運用改善の実践前後の比較により、省エネ化が見込まれること。
・地球温暖化対策報告書を提出すること。(工事完了時及び工事完了の翌年度から2年間)
対象となる設備
「省エネ設備の導入」
高効率空調設備、LED照明設備、全熱交換器、高効率ボイラー、高効率変圧器、断熱窓など
「運用改善の実践」
BEMS、人感センサー等の導入、照明スイッチの細分化工事など
助成率・限度額
・事前に省エネ診断(クールネット東京が実施する省エネ診断または省エネコンサルティング)を受診し、この提案に基づき、省エネ設備の導入等を行う場合
3分の2(上限2,500万円)
(事業所全体のCO2排出量の削減見込みが50%以上等の要件を満たす省エネ設備の導入については、4分の3(上限5,000万円))
・事業者が自ら計画を作成し、省エネ効果の確認ができる省エネ設備の導入等を行う場合:3分の2(上限1,000万円)
助成対象事業者
都内で中小規模事業所を所有、または使用している中小企業者等。
公募期間
第1回申請:2024年4月24日(水)~2024年5月10日(金)
ゼロエミッションとは、人間活動から生まれる廃棄物の排出(エミッション)をゼロにしようとする考えです。
近年はSDGs(持続可能な開発目標)の推進もあり、二酸化炭素(CO2)排出ゼロに向けた取り組みもまとめてゼロエミッションと呼ばれています。
二酸化炭素は気候変動の要因であると考えられており、持続的な社会を実現するためには、気候変動を食い止め、地球環境を改善していく必要があります。
こうした中で企業は地球環境に高い負担を掛けている主体であるため、環境負荷の低い事業への転換が求められています。
省エネ設備の導入は、さまざまな領域で実施可能な施策である、コストパフォーマンスに優れるといった複数のメリットがあり、企業における環境対策として注目されています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | CO2 CO2排出量 コンサルティング ゼロエミッション ゼロエミッション化に向けた省エネ設備導入・運用改善支援事業 中小企業 削減 助成 助成金 導入 改善 東京都 省エネ 省エネルギー 脱炭素化 設備 診断 運用 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
株式会社NX総合研究所は「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業(新技術を用いたサプライチェーン全体の輸送効率化推進事業)」を実施しています。 令和5年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送…
一般社団法人都市ガス振興センターは、令和5年度補正予算「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」について発表しました。 強靭性の高いガス導管で供給を受ける避難所等に、「停電対応…
2024年9月12日、中小企業庁は、「中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)」の説明会を全国47都道府県で開催することを発表しました。 「中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助…
公益財団法人東京しごと財団は、令和6年度「テレワーク定着促進フォローアップ助成金」の新規申請を2024年5月8日(水)から受付開始することを発表しました。 この助成金は、テレワークのより一層の定着・促…
2022年9月28日、株式会社スマートウィルは、ルビー・グループ株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 スマートウィルは、データドリブンなCRM(顧客関係管理)を基軸に、企業のマー…
大久保の視点
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…