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2024年3月12日令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金(コンテンツ産業の海外展開等支援)国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援)」補助金

特定非営利活動法人映像産業振興機構は、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業費補助金(コンテンツ産業の海外展開等支援)国内映像企画開発を行う事業(プリプロダクション支援)」の公募について発表しました。
高品質なコンテンツの本制作に向け、多様な資金調達やパートナー獲得、クオリティの高い企画・脚本等の開発、契約交渉・資金調達における権利処理を行う取組を支援します。
支給対象
「映像企画開発支援」
・本格的製作のための、企画書・シナリオ・ピッチ映像制作支援
・コンテンツIP活用を容易とするための権利処理支援
「ゲーム企画開発支援」
・本格的開発のための、企画書・シナリオ・Verticalslice版開発支援
・コンテンツIP活用を容易とするための権利処理支援
応募要件
・海外展開を念頭においた体制が組まれている/組む(確度の高い)計画であること
・応募事業者が将来発生するコンテンツ(原作に基づいたコンテンツ及びオリジナルのコンテンツを含む)の製作/制作に携わることが計画されていること
・以下のいずれかを満たしていること
1. 応募事業者が将来本制作されるコンテンツの著作権の全部または一部を保有することが予定されているか、もしくは応募事業者が本制作されるコンテンツでレベニューシェアを受けること
2. 応募事業者が本制作されるコンテンツのIP活用を念頭に置いた権利処理(映像化権、ゲーム化権等)や利用契約を予定していること
補助金
補助金:1案件につき1,000万円(1社総額2,000万円)
補助率:対象経費の1/2
経済産業省「コンテンツの世界市場・日本市場の概観」(2020年2月)によると、2018年の日本のコンテンツ市場規模は約10.6兆円で、世界のコンテンツ市場規模は約128.8兆円とされています。
2017年には、世界市場に占める日本市場の割合は8.26%でしたが、その後世界市場の拡大に伴い、日本市場が占める割合は減少傾向にあります。つまり世界市場の拡大に対し、日本市場の世界進出が遅れているという見立てが成り立ちます。
また、内閣府「直近のコンテンツ市場の状況及び海外政策動向等」(2020年9月7日)によれば、日本コンテンツのカテゴリー別におけるシェアには偏りがあることがわかります。たとえば、マンガは世界市場の26.9%、ゲームは15.2%とかなりの割合を占めているのに対し、映画は1.1%、音楽は0.2%と低い割合にあります。
とくに映像コンテンツ(映像・ゲーム(広義の映像)は世界的に大きな市場であることから、コンテンツの海外展開において、映画・ドラマ・ゲームの成長は重要な要素です。
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