創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年12月13日令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」間接補助事業者の採択結果が発表

2023年12月4日、経済産業省は、令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」に係る間接補助事業者の採択結果について発表しました。
令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」について、令和5年10月6日(金曜日)から10月31日(火曜日)まで公募を行いました。
外部有識者等による厳正な審査により、「類型A 副業・兼業送り出し型」が1件、「類型B 副業・兼業受け入れ型」が11件を採択されました。
2018年1月に行われた「モデル就業規則」の改訂により、「他の会社等の業務に従事しないこと」という制約が廃止され、副業・兼業が解禁されました。この傾向に加えて、最近では多様な働き方が奨励され、副業・兼業が新たな労働モデルとして注目を集めています。
副業・兼業は、単なる収入の増加だけでなく、スキルの向上、キャリアの構築、異なる分野での才能の発揮など、さまざまな目的で行われています。とくにキャリアの構築は、現代の人材の流動性が高まる労働市場において極めて重要であり、今後副業を行う人材が増加することが予想されています。
したがって、企業はこういった副業・兼業人材を有効に活用するための体制整備が重要です。そして副業・兼業人材を効果的に活用する際には、単に人手不足を補うだけでなく、専門的な知識や経験を持つプロフェッショナルな人材を活かすことが、企業の経営課題を解決する鍵となります。
また、副業人材を送り出すことは、一見すると自社にはメリットがないように思われるかもしれませんが、人材が副業を通じて新たな知識やスキルを獲得し、新しいコネクションを築き、これを本業に活かすという有益な効果が期待されるため、このような取り組みに積極的な企業も増加しています。
「副業・兼業支援補助金」は、副業・兼業を支援するための補助金で、副業人材の送り出しと受け入れの双方に対する支援を行っています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | トレンド |
|---|---|
| 関連タグ | 副業・兼業支援補助金 助成金 採択 補助金 間接補助事業者 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
特許庁補助金「中小企業等海外展開支援事業費補助金(令和6年度 海外権利化支援事業)」のご案内です。 海外への事業展開等を計画している中小企業等に対して、海外における発明、実用新案、意匠または商標の権利…
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)の公募について発表しま…
農林水産省は、令和6年度「地域資源活用展開支援事業」の2次公募について発表しました。 環境資源が多種多様に存在する農山漁村においては、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現す…
中小企業庁は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」17次締切の補助金交付候補者を採択したことを発表しました。 採択結果 公募期間:2023年12月27日(水)から2024年3月1日(金) …
「小規模事業者持続化補助金<共同・協業型>」(暫定版)のご案内です。 地域経済を支える小規模事業者(参画事業者)が、今後複数年にわたり相次いで直面する働き方改革、被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

