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渋谷区スタートアップビザ出身企業の「ekei labs」が資金調達 体内年齢の検査キットを展開

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株式会社ekei labsは、資金調達を実施したことを発表しました。

このプレシード資金調達は、沖縄科学技術大学院大学と提携したファンドを運用する日本のプレシードベンチャーキャピタル、ライフタイムベンチャーズが主導しました。

ekei labsは、自身の老化率や体内年齢の測定ができる検査キット「エーケイ・グリトラ」を手がけています。

サイト上で質問に答えることで、睡眠・食生活・ストレスなどのライフスタイルと体内年齢を紐づけることが可能であり、そこから老化率を抑えるためのアドバイスを受けられます。

今回の資金調達により、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の科学研究と施設を活用し、DNAメチル化技術の研究を加速させ、体内年齢検査を一般の人びとにも身近なものにすることを目指します。


現在、国内の約15%の人々が生活習慣病の患者とされ、健康な長寿を妨げています。さらに、生活習慣病は医療費の増大にも影響を及ぼしており、ヘルスケアや予防医学の重要性が一段と高まっています。

こうした中、近年はさらに消費者の健康志向が高まり、健康関連市場が成長しています。

テクノロジーや医学の進展によって注目が高まっているサービスに検査キットがあります。

検査キットは自宅で手軽に身体の詳細なデータを得られるサービスであり、自身の状態を把握した上でヘルスケアに取り組みたい、健康的な生活がどの程度反映されているのか知りたいといった消費者などに利用されています。

ekei labsは、渋谷区のスタートアップビザ制度を利用し日本で起業したスタートアップであり、グリカン(糖鎖)をバイオマーカーとした分析による、体内年齢の検査キット「エーケイ・グリトラ」を展開しています。

事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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