注目のスタートアップ

オリジナルIPのVRゲーム開発などを手がける「MyDearest」が11.6億円調達

company

2023年11月7日、MyDearest株式会社は、総額約11億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

MyDearestは、オリジナルIPのVRゲームを中心に開発・パブリッシングを行うエンターテインメントスタートアップです。

代表作には『東京クロノス』『ALTDEUS: Beyond Chronos』『DYSCHRONIA: Chronos Alternate』があります。

2024年2月のβテストに向け、VR専用の3vs3対戦アクション『Brazen Blaze』を開発しています。

今回の資金調達は、グローバル市場でのさらなる競争力向上、パブリッシング事業の拡大、既存IPのメディアミックス活用などを目的としています。


VR(Virtual Reality:仮想現実)は、専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などを用いて、現実のように仮想空間を体験させる技術です。

VR技術は、その能力からゲームやエンターテインメントの分野でとくに注目されています。現実の物理的な制約を超え、没入感のあるゲーム体験を提供するために利用されています。

VRゲームは、まだビデオゲーム市場においては相対的に小規模な存在ですが、たとえば2019年に正式リリースされたリズムゲーム『Beat Saber』は、2021年2月時点で400万本の販売本数を記録し、大成功を収めています。

VRゲームは、HMDの性能が限られているために制約があるものの、将来的に登場する次世代HMDにより、よりリッチなVRゲーム体験が可能になると予測されています。

こうしたVR技術の進化により、VRゲームはますます普及することが見込まれています。

MyDearestはすでに複数タイトルをリリースしており、今後は運営型ゲーム『Brazen Blaze』の展開というアプローチにより、さらなる可能性を切り拓こうとしています。

最新技術や最新技術を活用したプロダクトの開発には豊富な資金が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ ALTDEUS: Beyond Chronos Brazen Blaze DYSCHRONIA: Chronos Alternate IP MyDearest Oculus Quest2 VR VRゲーム エンターテインメント ゲーム ビデオゲーム 東京クロノス 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

介護士シェアリング・サービス「イチロウ」運営の「LINK」が6,500万円調達
2020年10月22日、株式会社LINKは、総額6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 介護士シェアリング・サービス「イチロウ」を運営しています。 要介護者が自宅で最期まで生活を送るこ…
企業のメンタル・ヘルス課題を解決するクラウド・サービス提供の「メンタルヘルステクノロジーズ」が2.4億円調達
2020年4月27日、株式会社メンタルヘルステクノロジーズは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 働き手のメンタル・ヘルス予防のためのクラウド・サービス「ELPISシリーズ…
オーディオブックサービス「audiobook.jp」を運営する「オトバンク」と「日本出版販売」が資本業務提携に合意
2023年4月25日、株式会社オトバンクは、日本出版販売株式会社は、資本業務提携について合意したことを発表しました。 オトバンクは、オーディオブック配信サービス「audiobook.jp(オーディオブ…
暗号資産/ブロックチェーン事業や証券取引管理システム事業などを展開する「テコテック」が6億円調達
2022年8月26日、株式会社テコテックは、総額約6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 テコテックは、暗号資産/ブロックチェーン事業、証券取引管理システム事業、決済認証事業を展開しています。…
整体師・トレーナー向けAI解析アプリ「Sportip Pro」提供の「Sportip」が資金調達
2020年6月25日、株式会社Sportipは、資金調達を実施したことを発表しました。 整体師・トレーナー向けAI解析アプリ「Sportip Pro」を提供しています。 AI解析により、筋力トレーニン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集