「中小トラック運送事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業(予約受付システム等の導入支援事業、業務効率化・経営力強化事業及び人材確保・育成事業)」

subsidy

公益財団法人全日本トラック協会は、令和4年度国土交通省補正予算「中小トラック運送事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業(予約受付システム等の導入支援事業、業務効率化・経営力強化事業及び人材確保・育成事業)」について発表しました。

新規投資の余力がなく、経営環境が厳しい状況にある中小トラック運送事業者に対し、荷役作業の効率化(荷役時間の短縮・荷役負担の軽減)等に資する機器等の導入費用の一部を補助する「中小トラック運送事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業」のうち、予約受付システム等の導入等支援事業、業務効率化・経営力強化事業及び人材確保・育成事業を実施します。

補助額

・予約受付システム等の導入費の1/2補助(上限:1事業者あたり24万円・複数の補助対象システム導入可)
・車両動態システムの導入に係るデジタコ導入費の1/2補助(上限:1台あたり12万円・1事業者10台まで)
・原価管理システム導入費の1/2補助(上限:1事業者あたり6万円)
・M&A・事業承継費の1/6補助(上限:1事業者あたり50万円)
・人材採用活動費の1/2補助(上限:1事業者あたり15万円)
・大型免許・けん引免許・フォークリフト運転資格取得費の1/2補助(上限:1事業者あたり15万円)

申請受付期間

2023年9月28日(木)~2023年11月30日(木)


道路さえあれば全国に荷物を運べるトラックは、その利便性から国内貨物輸送の中心的な存在です。2020年度においては、全輸送のうち55.3%が自動車が担っているというデータがあります。

トラック輸送のうち、不特定の荷主の貨物を輸送・集配する一般貨物自動車運送事業では、そのうち99%が従業員300人以下の中小企業です。

トラック輸送業は、中小零細企業が多く、労働集約型であり報酬が少ないことから収益性が低いという課題を抱えています。

また、近年は深刻な人手不足に陥っており、さらには「2024年問題」という大きな課題に直面しています。2024年問題とは、2024年度からドライバー1人あたりの時間外労働が年960時間に制限されることから生じる諸問題のことです。

こうした問題に対処するには、テクノロジーの活用による業務効率化や生産性向上などが必要です。

しかし資金力が不足する中小企業は、こうした投資に積極的になることができません。

したがって、「中小トラック運送事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業(予約受付システム等の導入支援事業、業務効率化・経営力強化事業及び人材確保・育成事業)」といった補助金を活用し、自社の成長につなげていくことが求められています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 中小トラック運送事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業(予約受付システム等の導入支援事業、業務効率化・経営力強化事業及び人材確保・育成事業) 予約受け付けシステム 人材確保 助成金 業務効率化 物流 補助金
詳細はこちら

令和4年度国土交通省補正予算「中小トラック運送事業者向けテールゲートリフター等導入等支援事業(予約受付システム等の導入支援事業、業務効率化・経営力強化事業及び人材確保・育成事業)」の実施について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和6年度「エイジフレンドリー補助金」
一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会は、令和6年度「エイジフレンドリー補助金」について発表しました。 高年齢労働者の労働災害防止対策、労働者の転倒や腰痛を防止するための専門家による運動指導等、…
【東京都】「燃料電池フォークリフト導入促進事業」助成金
2023年7月31日、東京都は「燃料電池フォークリフト導入促進事業」について発表しました。 燃料電池フォークリフト(FCFL)の導入に対し助成金を交付します。 助成対象者 事業者(リース事業者含む)等…
「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):5次締切」「セキュリティ対策推進枠:5次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):7次締切」補助事業者が採択
2023年10月12日、「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):5次締切」「セキュリティ対策推進枠:5次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):7次締切」の補助事業者を…
【東京都】「サイバーセキュリティ対策促進助成金」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「サイバーセキュリティ対策促進助成金」について発表しました。 中小企業者等が自社の企業秘密や個人情報等を保護する観点から構築したサイバーセキュリティ対策を実施する…
ノンデスク産業向けSaaS・プラットフォームを提供する「X Mile」が18億円調達
2024年1月17日、X Mile株式会社は、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 X Mileは、物流業界向けの人材採用システム「クロスワーク」、運送業界に特化した業務改善・経営支…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集