注目のスタートアップ

レビューツールを運営する「Brushup」が資金調達

company

2023年10月19日、株式会社Brushupは、事業拡大に伴う運転資金として、国内大手銀行(りそな銀行、山陰合同銀行、京都銀行、日本政策金融公庫)から累計4億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Brushupは、レビューツール「Brushup」を運営しています。

静止画、動画、ドキュメント、Web、2Dアニメーションなど、あるゆる形式の制作物に対し、オンライン上で手描きや場所を示してコメントを挿入できるサービスです、

今回の資金調達により、既存事業の成長、「レビュー」するという文化づくりを加速させるための新たなプロダクトの投入を図ります。


ミスの削減や修正の反映などを行い、高品質な制作物へと仕上げるには、他者によるレビュー(校正、赤入れ)が欠かせません。

レビュー作業は現場によってやり方も使うツールなどが異なります。

たとえば、出版業界では、原稿を本番のレイアウトや仮のレイアウトで紙に印刷し、誤字脱字や図やレイアウトに問題がないかをチェックします。

近年は、Webで公開される制作物も増えており、オンライン上で効率的にレビュー作業ができるツールのニーズが高まっています。

Word、Illustrator、PDFなどを扱うツールにも、コメント機能などが備わっており、それを利用することでチェックとフィードバックを行うことができますが、必要な機能が足りていなかったり、相手方もそのソフトウェアを持っていなくては利用できなかったり、ファイルを一々メールでやり取りしなくてはならなかったりといった不便を抱えています。

「Brushup」は、オンライン上でさまざまな制作物のレビューができるツールです。

ブラウザやアプリ上で制作物のレビューが可能であり、さらに共有されたメンバーは、ファイルをダウンロードすることなく、ブラウザやアプリ上でチェック・フィードバックができるため、効率的に作業を進めることができます。

事業の拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Brushup BtoB Web アニメーション クリエイティブ ツール ドキュメント レビュー レビューツール 制作 制作物 動画 校正 株式会社 資金調達 赤入れ
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

製造業のDXを支援する「東京ファクトリー」が1億円調達
2021年1月25日、株式会社東京ファクトリーは、約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、ANRIです。 また、製造業の生産現場向けSaaS「Proceedクラウド(プロシードクラ…
少ないデータで抜本的な問題解決を図るAIソリューションを提供する「HACARUS」が「ダイキン工業」と資本業務提携
2023年5月10日、株式会社HACARUSは、ダイキン工業株式会社と、資本提携を第三者割当増資により実施し、併せて業務提携を開始したことを発表しました。 HACARUSは、医療、製造業、エネルギー・…
オンライン完結型紛争解決(ODR)サービス「Teuchi」展開の「ミドルマン」が5,000万円調達
2021年8月23日、ミドルマン株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、法律関連の書籍を多く出版する新日本法規出版株式会社です。 ミドルマンは、オンライン完結…
クラウド型奨学金マネジメント・プラットフォーム開発の「SCHOL」が資金調達
2019年11月28日、株式会社SCHOLは、資金調達を実施したことを発表しました。 ブロックチェーン・AI技術を活用した、クラウド型奨学金マネジメント・プラットフォーム「SCHOL(スカラ)」を開発…
服から服・ボトルからボトルへとリサイクルする「JEPLAN」が「東京海上日動火災保険」と資本業務提携
2022年8月24日、株式会社JEPLANは、東京海上日動火災保険株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 JEPLANは、衣類を回収してリサイクルして新たな衣類をつくる「BRING…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集