創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月27日後付け型AIドライブアシスタント「Pyrenee Drive」を開発する「Pyrenee」に「豊田合成」が出資

2023年9月26日、株式会社Pyreneeは、豊田合成株式会社から出資を受けたことを発表しました。
Pyreneeは、後付け型AIドライブアシスタント「Pyrenee Drive(ピレニードライブ)」を開発しています。
車のダッシュボードに取り付けるAIドライブアシスタントです。AIによって道路上の歩行者や自動車を検知して衝突リスクを予測し、危険を察知した場合はドライバーに音声で通知することで事故を防ぎます。
豊田合成は、自動車用エアバッグの開発・生産を行っています。
今回の出資により、Pyreneeは豊田合成からの協業・サポートを受け、「Pyrenee Drive」の開発を加速させます。
旧来の自動車は、事故の危険などを察知した場合、ドライバーがすべてマニュアルで対処しなくてはなりませんでした。人間には一度に認識できるものに限りがあったり、体調などによって見落としのリスクが高まってしまうため、自動車による事故をなくすことはどれだけ注意していたとしても不可能です。
近年の新しい自動車には、運転をアシストするさまざまな機能が搭載されています。たとえば、センサーによって近くの車との距離や走行車線などの情報を捉え、危険な状況に陥ったときには、音声アナウンスや警告を行うほか、自動ブレーキなどによって事故を防ぎます。
こうしたアシスト機能は事故を防ぐために大きく貢献します。さらには、将来の自動運転車の実現のためには、こうした機能の高度化が欠かせません。
一方、これらの機能は新たな自動車にしか搭載されておらず、旧型の自動車に乗っている人がアシスト機能を求める場合は自動車を買い換える必要があります。
これは一般ユーザーにとって大きな負担となるものであるため、後付けのアシスト機能のニーズが高まっています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI アシスタント ドライバー リスク 予測 事故 株式会社 検知 自動車 防止 音声 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年5月2日、株式会社エキュメノポリスは、総額7億5000万円の資金調達を発表しました。 エキュメノポリスは、2022年5月に創業した早稲田大学発スタートアップです。会話AIエージェントプラット…
2021年7月19日、株式会社みらいワークスは、株式会社福邦銀行と業務提携契約を締結したことを発表しました。 みらいワークスは、プロフェッショナル人材に特化した以下のような人材サービスを展開しています…
2025年7月9日、株式会社Hubbleは、総額8億円の資金調達を発表しました。 Hubbleは、契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」や、AIが契約データベースを構築するクラウドサ…
2023年1月13日、Degas株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Degasは、サブサハラアフリカ(サハラ砂漠以南地域)の小規模農家向けに、テクノロジーを活用した農家…
2024年1月19日、株式会社キャムは、第三者割当増資と資本性ローンにより総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 キャムは、実店舗・EC・卸のオムニチャネル管理に対応する中小企業向けクラ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
