注目のスタートアップ

暗号資産の自動損益計算サービス「クリプタクト」やWeb3の家計簿「defitact」などを手がける「pafin」が資金調達

company

2023年9月12日、株式会社pafinは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、DG Daiwa Ventures、Sony Innovation Fund、MZ Web3 fundです。

暗号資産の自動損益計算サービス「クリプタクト」や、Web3の家計簿「defitact」など、FintechやWeb3関連の事業を展開しています。

「クリプタクト」は、暗号資産の自動損益計算や資産管理サービスにより、確定申告の作業をサポートするサービスです。

今回の資金は、「クリプタクト」拡大のため、マーケティングと採用の強化に充当します。


ブロックチェーン技術を駆使した仮想通貨は、その利点として、24時間365日の取引可能性、国際的な送金と決済の迅速さ、低コストな手数料などが挙げられます。これらのメリットから、将来的には次世代の決済手段として普及する可能性が高いと見られています。

一方、現在仮想通貨は価格の変動が大きく、決済手段としては使いにくいものとなっています。こうした特徴から投資家から注目されており、投機目的での運用が主流となっています。また、近年は分散投資の一環として取り入れる人も増加しています。

仮想通貨の売却益は雑所得として課税されるため、利益を得た都市は確定申告が求められます。

一方、仮想通貨取引を行う投資家の多くは、複数の取引所を利用して資産の移動や売買を行っています。このため、取引所が損益を自動的に計算して提供することが難しく、投資家自身が取引データを収集し、損益を計算しなければなりません。しかし、複数の取引をまとめて計算するのは非常に複雑で、時間がかかるという課題が存在しています。

pafinは、暗号資産の自動損益計算サービス「クリプタクト」やWeb3の家計簿「defitact」などを提供し、暗号資産取引の課題解決に貢献しています。

さらに、サービス提供範囲を拡大していき、Web3のインフラとなるプラットフォームを構築することを目指しています。

ビジネスのさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB defitact Fintech pafin Web3 クリプタクト フィンタクト 仮想通貨 大和証券 損益計算 暗号資産 株式会社 確定申告 自動 計算
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI与信審査技術やFintechサービスの開発・提供を行う「H.I.F.」が「エアトリ」と資本業務提携
2023年6月9日、H.I.F.株式会社は、株式会社エアトリと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 H.I.F.は、AI与信審査技術の開発・提供や、法人版後払い(保証付)サービス「Fimp…
プロデュース集団「ティーアンドエス」が資金調達
2022年10月5日、株式会社ティーアンドエスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社集英社です。 ティーアンドエスは、1988年に創業した企業で、IT黎明期からさまざまなWeb…
公共制度・補助金の認知・申請を簡単にするチャットサービス提供の「Civichat」が1,500万円調達
2021年5月25日、株式会社Civichatは、1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 公共制度を行使する際に障壁になる認知や申請の手間などの手続きを簡素化する、LINE@上のサービ…
歯科医療従事者のためのシェアリングプラットフォームを運営する「HANOWA」が1.55億円調達
2023年5月18日、株式会社HANOWAは、総額1億5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 HANOWAは、歯科医療従事者のためのシェアリングプラットフォーム「HANOWA」を運営し…
出荷者と流通事業者をつなぐ農業流通特化型SaaS「nimaru」提供の「kikitori」が3,000万円調達
2021年1月14日、株式会社kikitoriは、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 出荷者と流通事業者をつなぐ農業流通特化型SaaS「nimaru」を提供しています。 このサービ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集