注目のスタートアップ

高還元SES(システムエンジニアリングサービス)事業を展開する「エンジニアのミカタ(旧:無限の始まり)」が5,100万円調達

company

2023年9月4日、株式会社エンジニアのミカタ(旧社名:株式会社無限の始まり)は、総額5,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。

エンジニアのミカタは、還元率83%の高還元SES(システムエンジニアリングサービス)事業や、AI事業、50代~60代のITエンジニアに特化したフリーランスエージェント事業を展開しています。

SES事業は、高還元率、案件単価に比例した給与設計、案件選択制、スキルアップメンター制度などを特徴としています。

今回の資金は、人材採用、営業自動化AIのさらなる開発に充当します。


SES(システムエンジニアリングサービス)とは、システムの開発・保守・運用などの特定業務に対し、ITエンジニアを派遣するサービスのことです。

派遣契約と異なる点は、派遣されたITエンジニアへの指揮命令がクライアント側ではなく、SES会社側にある点です。

SESは、ITを本業としていないクライアント企業でも希望するときに希望したITエンジニアを確保できること、ITエンジニアとしてはクライアント企業の言いなりにならずに仕事ができることといったメリットがあります。

一方で、SESというビジネスモデルは、複数のSES企業が入り込み、多重請負によるピンハネや、業務上の情報の停滞、契約の複雑化などを引き起こしているという実態があります。

エンジニアのミカタは、還元率を上げるほか、商流を上げて契約することで単価をあげ、また所属エンジニアに副業案件を紹介することで、平均的なSES会社よりも高い年収を実現することを目指しています。

これによって多数のエンジニアが集まり、さらに退職しない企業となることで、SES事業を成長させることを目指しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ITエンジニア エンジニア 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ITエンジニアのつながりを活かしたフォロワー採用サービス「Musubite」を運営する「ニュートラル」が4,600万円調達
2023年8月21日、株式会社ニュートラルは、総額4,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ニュートラルは、ITエンジニアのつながりを活かしたフォロワー採用サービス「Musubite(ム…
AIソリューションを提供する「Unseed」が資金調達
2025年10月23日、株式会社Unseedは、資金調達を発表しました。 Unseedは、東京大学 松尾研発スタートアップとして、主に大手企業を対象にAIソリューションを提供しています。 クラウドベー…
植物肉「ミラクルミート」を開発・製造する「DAIZ」が「日清製粉グループ本社」と資本業務提携
2022年9月2日、DAIZ株式会社は、株式会社日清製粉グループ本社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 DAIZは、発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造しています。 大豆…
社会問題を自分ごととして考える社会の実現のため事業を展開するソーシャルセクター「Ridilover」が2.3億円調達
2022年1月19日、株式会社Ridiloverは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 社会問題を自分ごととして考える社会の実現のため、以下の事業を展開しています。 ・社会…
電気運搬船や大型蓄電池を開発する「パワーエックス」が15億円調達
2022年11月15日、株式会社パワーエックスは、大手金融機関から融資によって15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 パワーエックスは、超急速EV充電用蓄電池・定置用蓄電池・船舶用電池・住宅…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集