注目のスタートアップ

ダイレクトマッチング事業のトータルソリューションを提供する「C2C Platform」が3.4億円調達

company

2023年8月31日、C2C Platform株式会社は、総額約3億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

C2C Platformは、ダイレクトマッチングサービスを展開する事業者に対し、ビジネス戦略設計、システム開発、マーケティング、資金調達支援などパートナー企業の事業の成長に合わせて必要な機能を一気通貫で提供する、伴走型の支援を行っています。

今回の資金は、プロダクト開発体制やグロースチームの拡大、プラットフォーム機能開発など主要事業の事業強化に充当します。


C2C Platformが支援しているダイレクトマッチング事業とは、メルカリなどのフリマアプリなどに代表されるCtoCマッチングサービスやBtoBマッチングサービスのことです。

CtoCマッチングサービスは消費者同士を直接つなげるビジネスです。モノの売買やスキルシェアリングなどのサービスが展開されています。企業が取引を介さないため、中間マージンが削減されることが特徴です。

こうしたマッチングサービスでは、モノの売買だけでなく、マッサージやエアコンの取り付けなどの専門的なスキルを持つ人と、そのスキルを求める人をマッチングするスキルシェアリングも一般的なサービスとして定着してきています。

このスキルシェアリングは、高齢化の進展によって庭の手入れや買い物などの手伝いを必要とする高齢者の増加によってニーズが高まっていくことが予測されており、注目の市場です。

C2C Platformは、こうしたダイレクトマッチング事業の立ち上げから成長までを一気通貫で支援しています。

C2C Platformのサービスを利用して立ち上げられたたCtoCマッチングサービスには、ネイリストのマッチングサービス「Nailie(ネイリー)」や、フリーランスの美容師のマッチングサービス「SHAiRE(シェア)」、セラピストのマッチングサービス「HOGUGU(ホググ)」などがあります。

またBtoBマッチングサービスとしても、仕込み済み商品を受発注できる食品工場と飲食店のマッチングサービス「シコメル」などの立ち上げも支援しています。

事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携・連携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受けるためのノウハウなどを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ C2C C2C Platform C2Cプラットフォーム CtoC システム開発 ソリューション ダイレクトマッチング ビジネス プラットフォーム マッチング 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

日本語文章解析AIの「ストックマーク」が資金調達
2020年2月25日、ストックマーク株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 日本語の文章を解析するAI(=自然言語処理技術)を用いて、企業のデータ・ドリブン経営、デジタル・トランスフォーメ…
LTP(低融点熱可塑性推進薬)を開発する「ロケットリンクテクノロジー」が6億円調達
2025年7月11日、株式会社ロケットリンクテクノロジーは、総額6億円の資金調達を発表しました。 ロケットリンクテクノロジーは、誰でも宇宙で活躍できる社会の実現を目指し、LTP(低融点熱可塑性推進薬)…
生殖補助医療自動化の実現を目指す「アークス」が5.3億円調達
2025年1月20日、株式会社アークスは、総額約5億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アークスは、生殖医療領域におけるロボット・AI技術を活用した製品開発を行っています。 今回の資…
革新的な加水分解技術を保有する「日本ハイドロパウテック」が5.1億円調達
2023年9月1日、日本ハイドロパウテック株式会社は、総額約5億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本ハイドロパウテックは、独自の加水分解技術を保有しています。この技術は、従来の…
猫の行動データを記録するスマート首輪「Catlog」などを提供する「RABO」が8億円調達
猫の行動データを記録するスマート首輪「Catlog」などを提供する「RABO」が8億円調達 2025年2月21日、株式会社RABOは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 RABOは、猫…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集