注目のスタートアップ

家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供する「スマートバンク」が11.5億円調達

company

2024年4月24日、株式会社スマートバンクは、デットファイナンスにより総額11億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

スマートバンクは、家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」を提供しています。

プリペイドカードと家計簿アプリをセットにしたサービスです。毎月の予算をプリペイドカードにチャージして支払うだけで、アプリに支出明細がリアルタイムに反映されます。これにより簡単に支出管理を行うことができます。

夫婦や同棲カップルなど向けの「B/43ペアカード」や、親子向けの「B/43ジュニアカード」も提供しています。

今回の資金は、平常運転資金、プロダクト開発、人材獲得に充当します。


お金は生活にとって重要な要素のひとつです。そのため家計管理も重要なものとして広く認識されています。

しかし、さまざまな企業・団体が実施しているアンケートを参考にすると、家計簿をつけている割合はおよそ半数程度かそれ以下であり、また家計簿をつけていても脱落してしまう人が多いという結果が見えてきます。

家計簿は家庭の支出を管理し可視化する重要な道具ではありますが、記入する項目が多く、面倒であるという課題があります。

そこで近年は、レシートを撮影したり、銀行口座などと連携したりすることで、自動的に家計簿を作成するアプリなどのデジタルツールの注目が高まっています。

そして近年は共働き世帯が増加しており、共働き世帯などでも柔軟に利用できるような機能を備えた家計簿アプリのニーズが高まっています。

共働き世帯は、互いの収入が異なる、支出や負担のルールが家庭ごとに異なるなど、家計管理が複雑になる要素が多くあります。

そのため家計簿アプリでは、こうした共働き世帯に対応したサービスや機能の重要性が高まっています。

スマートバンクは、プリペイドカードと家計簿アプリを組み合わせた家計簿サービスを展開しています。これによりユーザーが利用する決済方法をプリペイドカードに一元化し、利便性の高い家計管理体験を提供しています。

事業を行う際にも正確な帳簿をつけることが重要ですが、アナログな帳簿では多くのミスが発生します。また過去のデータを確認し、分析することにも手間がかかります。したがって会計ソフトを導入し、効率化を図ることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、おすすめの会計ソフトや、その導入方法について詳しく解説しています。

また、別冊の「資金調達手帳」では、融資やVCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する知識を提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ B/43 Fintech アプリ お金 カップル ビーヨンサン プリカ プリペイドカード リアルタイム 予算 夫婦 家計簿 支出管理 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

送金アプリ提供の「pring」が会計ソフト提供の「ミロク情報サービス」と資本業務提携
2020年10月15日、株式会社pringは、株式会社ミロク情報サービスと資本業務提携したことを発表しました。 pringは、送金アプリ「pring」や、法人から個人への送金サービス「業務用プリン」、…
顧客対応業務をビジネス機会創出の場に変えるプラットフォーム提供の「ジーネクスト」が3.2億円調達
2019年10月9日、株式会社ジーネクストは、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 顧客対応窓口に特化した、インシデント/クレーム情報を活用する「生活者共創(Co-Creat…
オーディオ機器のサブスクリプションレンタルサービス運営の「ONZO」が1,500万円調達
2021年5月17日、株式会社ONZOは、総額1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オーディオ機器のサブスクリプションレンタルサービス「ONZO」を運営しています。 ヘッドホンやイヤ…
チャットボット/LINE拡張プラットフォーム「KUZEN」を提供する「コンシェルジュ」が資金調達
2023年6月28日、株式会社コンシェルジュは、資金調達を実施したことを発表しました。 コンシェルジュは、チャットボット/LINE拡張プラットフォーム「KUZEN(クウゼン)」を提供しています。 LI…
スニーカー・フリマ・サービス「スニーカーダンク」運営の「SODA」が25億円調達
2021年1月14日、株式会社SODAは、累計約25億円(シリーズA・約3億円、シリーズB・約22億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 スニーカー・フリマ・サービス「スニーカーダンク」を運営…

大久保の視点

ニコニコ超会議・学生ピッチ甲子園ビジネス部門優勝&1000万円獲得はウェルヘルス土井久生馬さん
2024年4月27日(土)~2024年4月28日(日)に幕張メッセでニコニコ超会議実行委員会で『ニコニコ超会議2024』が開催された。 『ニコニコ超会議20…
(2024/4/28)
「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
(2024/3/19)
明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2024/3/13)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】