注目のスタートアップ

ライブ配信オンラインスイッチングサービス「WRIDGE」を開発する「TOMODY」とカーナビソフトなどのソフトウェアを提供する「ミックウェア」が資本業務提携

company

2023年8月8日、株式会社TOMODYは、株式会社ミックウェアと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

TOMODYは、2023年中の正式リリースを目指し、ライブ配信オンラインスイッチングサービス「WRIDGE」を開発しています。

このサービスは、複数拠点の映像ソースをクラウド上でスイッチングし配信できるサービスです。

また、正式サービスインに先駆け、フジテレビ「お台場冒険王2023」で展開中の株式会社SUBARUのブースで採用され、2つのプロモーションで活用されています。

ミックウェアは、カーナビソフトをはじめ、車載プラットフォーム、スマートフォンアプリ、クラウドサービスなど、さまざまなソフトウェアを企画・開発・提供しています。

今回の提携により、ミックウェアの販売チャネルを利用し、「WRIDGE」のサービス展開を加速させるほか、「WRIDGE」を基盤とした新規サービスの開発を推進し、双方企業の新たなビジネスチャンスにつなげていきます。


ライブ配信とは、映像・音声をリアルタイムに届ける動画配信、いわゆる生放送のことです。

近年はYouTubeなどの動画プラットフォームの普及や、InstagramなどのSNSのライブ配信機能によって、企業・個人問わずにライブ配信に参入する人口が増加しています。

さらに、コロナ禍ではインドア需要が増加しました。これに伴い動画コンテンツは急速な成長を遂げており、今後のさらなる成長が期待されています。

ライブエンターテインメントなどの配信においては、演者の動きなどに応じて複数のカメラ映像を切り替え、最適な表現や映像の配信を行うことが重要です。

従来はこの映像のスイッチングをスイッチャーと呼ばれるハードウェアで行っていました。近年は、ネットワークインフラやインターネット技術が向上し、映像伝送/配信環境は大きな進化を遂げ、スイッチングなどもクラウド上で、つまりソフトウェアで行われるように変化してきています。

動画やライブ配信は情報量が多いメディアとしてデジタルマーケティングにおいても注目されています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期におけるSNSやインターネットを活用したマーケティング・ノウハウを詳しく解説しています。

また、事業を成長させるには、他企業からの出資や提携なども重要となります。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資、クラウドファンディングなど、さまざまな資金調達のノウハウを解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ TOMODY WRIDGE クラウド スイッチング ソフトウェア ミックウェア ライブ配信 動画 映像 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クッキーレス広告「Candy」運営の「スリーアイズ」が資金調達
2021年10月4日、株式会社スリーアイズは、資金調達を実施したことを発表しました。 Cookieを参照しない次世代型のネット広告配信サービス「Candy」を運営しています。 独自開発の自然言語解析A…
医療系専門人材を活用した医療・ヘルスケア事業支援を展開する「xCARE」が資金調達 
2022年5月19日、株式会社xCAREは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、事業拡大に伴い、神戸医療産業都市内に神戸支社を設立したことも併せて発表しました。 xCAREは、医療業界の専門…
小型SAR衛星の開発・運用と観測データを活用したソリューションサービスの提供を行う「Synspective」が70億円調達
2024年6月20日、株式会社Synspectiveは、総額70億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Synspectiveは、小型SAR衛星の開発・運用と、衛星による観測データを活用したソリ…
デジタル・マーケティングの「AViC」が3.3億円調達
2020年9月30日、株式会社AViCは、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SEOマーケティングを軸とした、幅広いデジタル・マーケティング事業を展開しています。 デジタル…
更年期のセルフケアをサポートするヘルスケアアプリ「HerLife」の開発などを手がける「YStory」が資金調達
2023年6月21日、株式会社YStoryは、資金調達を実施したことを発表しました。 YStoryは、AIを活用し、個人の不定愁訴の症状に合わせ、医学的エビデンスに基づいたセルフケア方法を提供するアプ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集