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2023年8月9日グローバルコミュニケーションアプリ「Sail」や日本への就職/移住をワンストップでサポートする「世話カツ」などを手がける「Helte」と「ツナググループ・ホールディングス」が資本業務提携

2023年8月9日、株式会社ツナググループ・ホールディングスは、株式会社Helteと資本業務提携を行うことを発表しました。
Helteは、外国人と日本人を結び付けるオンラインコミュニケーションサービス「Sail(セイル)」や、多様な外国人人材の日本への就職/移住をワンストップでサポートする「世話カツ」、オンライン日本語スピーチコンテスト「Sail夢プロジェクト」を手がけています。
ツナググループ・ホールディングスは、RPO(採用業務代行)サービス・採用コンサルティングやDXリクルーティングサービスを中心としたヒューマンキャピタル事業、派遣・紹介事業などのスタッフィング事業を展開しています。
今回の提携により、ツナググループの外国人採用・人事の総合支援サービス「グローバルワークフォース」への「世話カツ」導入、両社のノウハウ・アセットを活かした提供価値向上、両社での新サービスの開発などを行っていきます。
厚生労働省の発表によると、2022年10月末時点の国内における外国人労働者数は約182万人で、前年比約9万5,000人増加し、対前年増加率は5.5%と、前年の0.2%から5.3ポイント増加しています。また、外国人を雇用する事業所数は約30万所となっています。
この外国人労働者数は、外国人雇用状況の届出制度が義務化されて以来、過去最高を更新しています。さらに、過去数年の推移から判断すると、今後も外国人労働者数の増加が続くことが予想されます。
日本国内では少子高齢化の進行により、労働力人口の減少が見込まれています。とくに若年層人口の流出が激しい地方では、人手不足の解消を目的とした外国人労働者の活用が重要となっています。
しかし、初めて外国人を採用する企業においては、手続きや受け入れ環境の整備などで疑問や課題が生じることが多く、適切な採用が難しい状況もあります。
このような背景から、外国人採用を支援するサービスへの需要が高まっているのです。
人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。
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