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2023年1月17日かかりつけ医を推進するプロダクトを開発・提供する「レイヤード」が「メディパル」「FFGベンチャービジネスパートナーズ」と資本提携

2023年1月16日、株式会社レイヤードは、メディカル・データ・ビジョン株式会社と資本業務提携および、株式会社メディパルホールディングス、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ傘下のベンチャーキャピタルである株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズと資本提携したことを発表しました。
レイヤードは、Web問診「Symview(シムビュー)」、電話自動応答システム「Iver(アイバー)」、Web戦略サポート「Wehub(ウィーハブ)」、LINEサポート「Sairai(サイライ)」、PRM(慢性疾患管理)「Kakarite(カカリテ)」といったかかりつけ医を推進する各種プロダクトを開発・提供しています。
今回のメディパル、FFGベンチャービジネスパートナーズ(FFGV)との資本提携を通じ、レイヤードのプロダクトのクリニックへの導入をさらに加速させる予定です。
さらにメディカル・データ・ビジョン(MDV)との資本業務提携により、MDVの顧客であるDPC対象病院に「Symview」を展開し、レイヤードが保有する医療データについて、MDVのデータ利活用のノウハウを活用しながらビジネス化を目指します。
また、ふくおかフィナンシャルグループとヘルスケア×Fintechの領域で新たなビジネスの創出を目指します。
近年、患者の医療機関の選択においては、医療機関の外来機能の情報が十分に提供されていないことなどの理由により、大病院などの一部の医療機関に外来患者が集中しています。
今後国内では少子高齢化が進展し、2025年には4人に1人が75歳以上の高齢者となるため、医療機関の利用の偏りは大病院の待ち時間増加・負担増加などの問題をさらに大きくするものと考えられます。
この問題を解決するため、国内では地域医療連携体制の構築、かかりつけ医の普及などが推進されています。
かかりつけ医とは、日常生活における健康の相談から、傷病による受診、通院など、健康をサポートする医師・医療機関のことです。
主に地域に密着した町のクリニックが担うものとされています。
今後、医療機関における役割分担が明確になり、医療機関の連携が進むにつれ、町のクリニックはより多くの患者を診る必要がでてきます。その負担を軽減し、さらに患者ごとに最適な診療を提供するためにも、デジタル化が求められています。
社会課題の解決のための取り組みが推進されるに伴い、さまざまな業界でデジタル化のニーズが高まっています。医療などでは専門的な知識を求められる領域がある一方で、情報のやり取りなど以前からIT系が得意としていたものも強く求められています。「冊子版創業手帳」では、自社の強み・弱み、市場の機会・脅威を分析・把握し、新たなビジネスの創造に役立つフレームワークを掲載しています。
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