スタートアップ育成支援プログラム「J-Startup」 インパクトスタートアップを選定する「J-Startup Impact」を新設

subsidy

経済産業省は、「J-Startup Impact」の募集を開始したことを発表しました。

経済産業省では、インパクトスタートアップの認知向上と気運醸成を目指すとともに、官民連携での集中支援を行い、インパクトスタートアップの事業成長および社会的インパクト向上を促進するため、スタートアップ育成支援プログラム「J-Startup」においてインパクトスタートアップを選定する「J-Startup Impact」を新設します。

経済産業省は、スタートアップ育成支援プログラム「J-Startup」において、実績あるベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、潜在力のある企業を選定し、政府機関と民間の「J-Startup Supporters」が集中支援を行っていました。

今回、スタートアップ育成支援プログラム「J-Startup」においてインパクトスタートアップを選定する「J-Startup Impact」を新設し、インパクトスタートアップの認知向上と気運醸成を目指すとともに、官民連携での集中支援を行い、インパクトスタートアップの事業成長および社会的インパクト向上を促進します。

選定対象

社会課題解決や新たなビジョン実現と、ビジネスとしての持続可能な成長を共に目指すインパクトスタートアップとしての意思を持ち、社会的インパクトの向上を目指す効果的な取り組みを行う、日本のイノベーションを牽引する可能性を持つスタートアップ。

応募要件

・社会課題解決や新たなビジョン実現と、ビジネスとしての持続可能な成長を共に目指すインパクトスタートアップとしての意思を持っていること
・社会的インパクトの向上を目指す効果的な取り組みを行っていること
・法人格を有すること
・重大な法令違反及び公序良俗に反する行為がないこと
・会社更生法に基づく会社更生手続、民事再生法に基づく民事再生手続または破産法に基づく破産手続を開始していないこと
・暴力団または暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有していないこと

募集期間と今後のスケジュールについて

・2023年7月7日(金)募集開始
・2023年7月27日(木)18時募集締切(必着)
・2023年10月頃に選定企業決定


J-Startupは、2018年6月に立ち上げられた支援プログラムです。経済産業省、日本貿易振興機構(JETRO)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が協力し、さまざまな取り組みを行っています。

その取り組みは、海外・国内大規模イベントへの出展支援、海外現地支援、研究開発支援、規制改革対応、入札機会拡大、民間企業「J-Startup Supporters」との連携支援など多岐にわたっています。

スタートアップ・ベンチャー企業は、その革新的なアイデア・技術により、社会に眠るさまざまな課題を解決する可能性を秘めています。そのためより多くのスタートアップを生み出すことができる環境は、国そのものの力の向上につながります。

今回の「J-Startup Impact」は、社会的インパクト(社会的価値)の向上を目指すスタートアップを選定し、より集中的な支援を行うものです。

国・自治体以外にも、地方銀行・信用組合・信用金庫なども創業支援を行っています。「冊子版創業手帳」では、創業支援に熱心な各地域の金融機関をわかりやすく図にまとめています。創業期はさまざまなリソースが足りないため、こうした支援制度をうまく活用することが肝心です。

また、創業時には融資制度を最大限に活用することも重要です。「資金調達手帳」では、融資制度に関して詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ J-Startup J-Startup Impact スタートアップ プログラム ベンチャー 支援 社会的インパクト 経済産業省 育成
詳細はこちら

「J-Startup Impact」の募集を開始します!

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

地域スポーツ応援プラットフォーム「SOCIO」を運営する「スポーツネーション」が資金調達
2023年5月17日、株式会社スポーツネーションは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三菱UFJ信託銀行株式会社です。 スポーツネーションは、北海道札幌市において、プロスポーツチームの…
メタバースプラットフォーム「XR CLOUD」展開の「monoAI technology」が阪急阪神ホールディングスから資金調達
2022年6月30日、monoAI technology株式会社は、阪急阪神ホールディングス株式会社が2021年4月に設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンド「阪急阪神イノベーションパートナー…
【奨励金24万円】「職場内障害者サポーター事業」2024年度10月養成講座開催
公益財団法人東京しごと財団が実施している「職場内障害者サポーター事業」における養成講座と奨励金のご案内です。 「職場内障害者サポーター事業」養成講座では、障害者の職場定着を支援するために必要な知識・ノ…
【9/27開催】「インバウンドサミット2023」 インバウンド関連サービスを展開する5社が登壇
2023年9月21日、株式会社MATCHAは、「インバウンドサミット2023」の開催を発表しました。 また、併せてインバウンドスタートアップピッチに登壇する5名のプレゼンターを発表しました。 「インバ…
保育総合ICT「ルクミー」シリーズを展開する「ユニファ」が資金調達 「MIXI」と資本業務提携
2024年8月27日、ユニファ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社MIXIとは、資本業務提携契約を締結しています。 ユニファは、保育総合ICT「ルクミー」シリーズを開発・…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集