「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):2次締切」、「セキュリティ対策推進枠:2次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):3次締切」の補助事業者が採択

subsidy

「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):2次締切」、「セキュリティ対策推進枠:2次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):3次締切」の補助事業者が採択されました。

これらについて2023年6月2日(金)まで公募を行い、応募のあった7,247者に審査を行った結果、5,354者を採択しました。

採択結果

公募期間:令和5年6月2日(金)まで
申請数:7,247者(うち通常枠(A類型・B類型):3,064者、セキュリティ対策推進枠:37者、デジタル化基盤導入類枠(デジタル化基盤導入類型):4,146者)
採択数:5,354者(うち通常枠(A類型・B類型):2,205者、セキュリティ対策推進枠:32者、デジタル化基盤導入類枠(デジタル化基盤導入類型):3,117者)


近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉をよく耳にするようになりました。DXとは、テクノロジーとデータ活用によって企業・組織を根本から変革し、競争優位性を確立する取り組みのことです。

DXは国際競争が激化するなか、もっとも重要な取り組みといえますが、国内ではおよそ半数の中小企業がDXを推進する予定がないということが大きな課題となっています。

中小企業のDXへの取り組みが進んでいない理由のひとつとして、デジタル投資のための予算不足が挙げられます。経営資源や予算の限られた中小企業は、新しいテクノロジーへの投資やシステムの導入に慎重な姿勢をとります。

中小企業は国内企業の大半を占め、経済を支える重要な存在です。中小企業のDXは経済全体に影響する問題であることから、政府は中小企業のデジタル化やDXを支援するためのさまざまな施策を行っています。

たとえば、「IT導入補助金」は、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合わせたITツールの導入を支援する補助金です。この補助金を活用することで、中小企業は比較的低コストで新しいテクノロジーを導入し、業務効率化や競争力向上に取り組むことができます。

ITツールの導入による業務効率化は、DXへの第一歩となる重要な取り組みです。導入することで業務の効率化やデータの活用、顧客とのコミュニケーションの改善などが可能となります。また、自社の課題を明確にする機会でもありますので、ぜひ中小企業の皆さんは活用を検討してください。

さらに、中小企業がDXに取り組む際には、専門知識や技術の不足を補うために外部の専門家やコンサルタントと連携することも有効です。彼らはDX導入の経験やノウハウを持っており、中小企業のニーズに合わせた効果的な戦略を提供してくれるでしょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

また、補助金以外でも資金調達によって資金を確保することも重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを提供しています。

カテゴリ 公募
関連タグ IT導入補助金2023 助成金 採択 補助金
詳細はこちら

「IT導入補助金2023」「通常枠(A類型・B類型):2次締切」、「セキュリティ対策推進枠:2次締切」及び「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):3次締切」の補助事業者を採択しました

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「高温対策栽培体系への転換支援」補助金
農林水産省は、「高温対策栽培体系への転換支援」について発表しました。 2023年は前例のない記録的な猛暑に見舞われたことから、農作物の品質低下や収量減少など農業経営に大きな影響が発生しました。 地球温…
【東京都】令和7年度第2回「創業助成事業」【10/8締切】
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和7年度第2回「創業助成事業」の募集開始を発表しました。 都内開業率の向上を目標に掲げ、東京都及び公益財団法人東京都中小企業振興公社では、都内で創業予定の個人又…
【東京】「一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」助成金
公益財団法人東京都中小企業振興公社は「一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」について発表しました。 一時支援金等(※)を受給した都内中小企業の、販売促進の取り組みに助成金を交付します。 助成…
「IT導入補助金2024」における「通常枠:6次締切」「セキュリティ対策推進枠:6次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):11次締切」「複数社連携IT導入枠:3次締切分」補助事業者採択
「IT導入補助金2024」における「通常枠:6次締切」「セキュリティ対策推進枠:6次締切」「インボイス枠(インボイス対応類型):11次締切」「複数社連携IT導入枠:3次締切分」補助事業者採択 採択結果…
【東京】「TOKYO戦略的イノベーション促進事業(中小企業・スタートアップ等の研究開発助成及び事業化支援)」補助金
「TOKYO戦略的イノベーション促進事業(中小企業・スタートアップ等の研究開発助成及び事業化支援)」の申請エントリーが開始されました。 公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する、都内中小企業・スタ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集