創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年6月30日【東京】「TOKYO戦略的イノベーション促進事業(中小企業・スタートアップ等の研究開発助成及び事業化支援)」補助金

「TOKYO戦略的イノベーション促進事業(中小企業・スタートアップ等の研究開発助成及び事業化支援)」の申請エントリーが開始されました。
公益財団法人東京都中小企業振興公社が実施する、都内中小企業・スタートアップ等が革新的な研究開発を行うために必要な費用を助成する事業です。
対象の研究開発
・「イノベーションマップ」の開発支援テーマに合致した開発
・他企業・大学・公設試験研究機関等と連携すること
・早期に事業化を目指す開発
「イノベーションマップ」の開発支援テーマ
・防災・減災・災害復旧
・インフラメンテナンス
・安全・安心の確保
・スポーツ振興・障碍者スポーツ
・子育て・高齢者・障害者等の支援
・医療・健康
・環境・エネルギー・節電
・国際的な観光・金融都市の実現
・交通・物流・サプライチェーン
補助金
補助上限額:8,000万円(下限額1,500万円)
補助率:2/3以内
申請エントリー期間
2023年6月30日(金)~2023年8月8日(火)
企業における研究費と売上高には相関があることがわかっています。そのため企業における研究開発は、企業の成長にとって重要な取り組みのひとつといえます。
総務省の資料「我が国の企業の研究費と売上高」(2020年4月13日)によると、2018年度の科学技術研究費の総額は19兆5,260億円と過去最高を更新しており、さらに企業の研究費についても、14兆2,316億円と過去最高を更新しています。さらにこの10年間は企業の研究費と売上高はともに増加傾向で推移しており、研究開発を重視する企業が増加していることがわかります。
中小企業は日本の企業全体の99.7%を占め、経済を支える重要な役目を担っています。しかし、中小企業は大企業よりも経営資源が限られており、企業の成長の源である研究開発を充分には実施できないという課題を抱えています。
とくに中小企業にとって課題となっているのが、研究開発に必要な技術・ノウハウを持つ人材が不足していることと、研究開発の予算が足りないことの2点です。
「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」は、都内中小企業・スタートアップの研究開発を、最大8,000万円、経費の2/3以内と手厚く支援しています。
研究開発によって力強く成長したいという企業は、ぜひ活用を考えましょう。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金活用や申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」も提供しています。こちらもご活用ください。
また、企業では補助金以外にも融資や出資などによって資金を調達することも重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資、クラウドファンディングなど、さまざまな資金調達のノウハウを解説しています。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | TOKYO戦略的イノベーション促進事業 スタートアップ 中小企業 中小企業・スタートアップ等の研究開発助成及び事業化支援 事業家 公益財団法人東京都中小企業振興公社 助成金 東京都 補助金 開発 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「チームの情報ストック」と「タスク管理」を超簡単に行えるツール開発事業で注目なのが、澤村大輔さんが2014年に創業した株式会社Stockです。 皆さんは、一緒に働くメンバーの動きやお客様とのやり取りな…
「中小企業省力化投資補助金」のご案内です。 IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効果的な汎用製品を「製品カタログ」から選択・導入することで、中小企業等の付加価値や生産性の向上、さらには賃…
「みらいPitch」第3回ピッチイベントのご案内です。 「みらいPitch」は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が各地域の産業局と連携して実施する、中堅・中小企業のさらなる成長に向けた新事業創出プロジ…
2024年12月26日、「中小企業省力化投資補助金」における「製品カタログ」「製品カテゴリ」「よくあるご質問」が更新、「制度更新履歴」「販売事業者一覧」が公開されました。 製品カタログ・製品カテゴリ …
農林水産省は、令和6年度「持続的生産強化対策事業のうち持続可能性配慮型畜産推進」に係る公募について発表しました。 公募対象内容 1 アニマルウェルフェア配慮型飼養管理推進 アニマルウェルフェア(AW)…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

