創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年6月23日スマートロック「EPIC」を提供する「エナスピレーション」が資金調達

2023年6月19日、株式会社エナスピレーションは、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、イーブロードコミュニケーションズ株式会社です。
エナスピレーションは、スマートロック「EPIC」シリーズ、多種多様な製品によって多様な要望・状況に対応する電気錠「Lavish」、ロッカー・キャビネット向けのスマートロック「Guub」を提供しています。
直近では、ネジ固定でありながら原状回復が可能な「Flassa(フラッサ)1J」をローンチしています。「Flassa 1J」は、交通系ICカードや、指紋認証、ワンタイム暗証番号「OTP」を搭載しており、不動産管理や貸し会議室などさまざまなシーンで利用可能です。また、APIが利用できるクラウドサービスを開発しています。
今回の資金は、クラウドサービスのユーザビリティの向上、さらなる機能追加を目的とした開発の推進に充当します。
スマートロックとは、スマートフォンなどのデバイスや電気通信的な方法によって鍵の解施錠を行うことができるIoTデバイスとそのシステムのことです。
スマートロックを自宅に取り付けた場合、スマートフォンなどで鍵を解錠・施錠できるようになることで、鍵を持ち歩かなくてよくなるという利便性・セキュリティの向上や、出先から鍵を施錠できるため、施錠忘れなどの対策になるといったメリットがあります。
また、スマートロックは、特定の人物(デバイス)に遠隔で鍵を配布するといったことも可能であるため、たとえば会議室やコワーキングスペースの鍵を無人で解錠・管理することが可能となります。つまり、何らかの施設の無人化にとってなくてはならないシステムであるといえます。
ほかにもオフィスの解錠を勤怠管理などと紐付けることで業務効率化・自動化を実現することも可能です。
このようにスマートロックは利便性の向上、セキュリティ向上だけでなく、無人化などにも役立つシステムとして注目が高まっています。
ビジネスを大きく成長させるには、戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | API EPIC Guub Lavish エナスピレーション キャビネット クラウドサービス スマートホーム スマートロック ロッカー 株式会社 資金調達 電子錠 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年5月17日、Willbox株式会社は、総額9,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 国際物流プラットフォーム「Giho」を運営しています。 貨物サイズが大きく物流自体の専門性が…
2022年6月7日、株式会社アルファコードは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、大日本印刷株式会社などです。 アルファコードは、VR映像配信プラットフォーム「Blinky(…
2022年5月9日、イノバセル株式会社は、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 イノバセルは、切迫性・漏出性便失禁、腹圧性尿失禁を治療するための細胞治療薬の研究開発を行っています。 たっ…
2024年9月5日、株式会社IDOM CaaS Technologyは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 IDOM CaaS Technologyは、中古車販売・買取ブランド「ガリバ…
2020年11月24日、Ax Robotix株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ロボット化(自在に変形可能)したベッド(マットレス)により理想の睡眠を実現する寝具「Bex…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…