令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」の間接補助事業者が採択

subsidy

2023年6月20日、経済産業省は、令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」に係る間接補助事業者の採択結果を発表しました。

令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」について、2023年3月31日(金曜日)から2023年5月11日(木曜日)まで公募を行いました。

公募のあった提案について、外部有識者等による厳正な審査を行った結果、採択を決定し発表しました。結果はPDFで公表されています。


2018年1月の「モデル就業規則」の改訂により「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定が削除され、さらに副業・兼業に関する規定が新設されたことにより副業・兼業がしやすい環境が整備されました。

また、所得向上だけでなく、キャリア形成のための副業や兼業を行う人々も増加しており、企業は副業や兼業人材の有効活用や働きやすい環境整備が重要となっています。

副業や兼業人材の活用においては、単に人手不足を補うだけでなく、専門的な知識や経験を持つプロフェッショナル人材の活用によって、企業の経営課題を解決することも重要です。

「副業・兼業支援補助金」は、副業や兼業の送り出しや受け入れの両方を支援する補助金です。

送り出しの場合、専門家の派遣や研修、クラウドサービスの利用が補助の対象となります。従業員が副業や兼業をしやすい環境を整えることで、他の企業や組織でスキルを磨き、それを本業で活かすことも考えられます。

受け入れの場合は、仲介サービス、専門家の協力、旅費、クラウドサービスが経費の対象となります。前述の通り、企業ではスキルや経験を持つ人材の活用により、経営課題の解決を図ることが重要です。この補助金を利用することで、予算に制約のある企業でも副業や兼業人材を有効活用することが可能になるでしょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 兼業 副業 副業・兼業支援補助金 助成金 採択 補助金
詳細はこちら

令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」に係る間接補助事業者の採択結果について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【経済産業省】令和7年度「ヘルスケア産業国際展開推進事業費補助金」補助事業者(執行団体)の公募
2025年2月5日、経済産業省は、令和7年度「ヘルスケア産業国際展開推進事業費補助金」に係る補助事業者(執行団体)の公募について発表しました。 日本が高い競争力を有する医療や介護等のヘルスケアに関して…
【8/6締切】「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」中小企業・スタートアップ等の研究開発助成および事業化支援
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「TOKYO戦略的イノベーション促進事業」について発表しました。 都内中小企業等が「イノベーションマップ」に基づき、自社のコア技術を基盤として、社外の知見やノウハ…
「地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)」
厚生労働省は、「地域雇用開発助成金(地域雇用開発コース)」において、2023年4月1日付で、支給要件の変更、電子申請への対応、その他の変更を行い、支給要項・申請様式を改正したことを発表しました。 「地…
「インバウンド受入環境整備高度化事業」補助金
観光庁は「インバウンド受入環境整備高度化事業」の3次公募を開始したことを発表しました。 主要な観光地における訪日外国人旅行者の周遊の促進及び消費の拡大を図るため、「インバウンド受入環境整備高度化事業」…
「ソレクティブ」がフリーランス/副業ワーカーに特化した請求書作成サービス「請Q by Sollective」を提供開始
2023年1月26日、株式会社ソレクティブは、「請Q by Sollective」を提供開始したことを発表しました。 「請Q by Sollective」は、フリーランス・副業ワーカーに特化した請求書…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集