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2023年6月15日セミナー「スタートアップによる大規模技術実証を支援する補助金について」

一般財団法人バイオインダストリー協会は、セミナー「スタートアップによる大規模技術実証を支援する補助金について」の開催を発表しました。
スタートアップ等によるイノベーション創出をするためのSBIR(Small Business Innovation Research)制度において、社会実装に繋げるための大規模技術実証事業(フェーズ3事業)を実施する場合に、その経費の全部、または一部を補助する制度の募集を行います。
今回はその中でも、農林水産・食品分野に関わる分野のすべてのスタートアップ等に向け、現時点で開示できる範囲で説明会を開催いたします。
概要
開催日時:2023年6月28日(水)13:00~13:30
会場:MS-Teams
定員:500人
主催:(一財)バイオインダストリー協会(JBA)Food Bio Plus 研究会、(公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)
参加費:無料
プログラム
・SBIR制度に関する簡単な説明
坂元 雄二 氏(日本バイオ産業人会議(JABEX) 次長)
・SBIR制度による農林水産・食品分野におけるSBIR制度に基づく補助金の説明
藤本 潔 氏((公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)理事長)
・質疑応答
申込締切
・2023年6月26日(月)
SBIR(Small Business Innovation Research)制度は、スタートアップなどによる研究開発を促進し、その成果を円滑に社会実装し、それによって日本のイノベーション創出を促進するための制度です。
制度のポイントは、国の機関から研究開発型スタートアップへの補助金や委託費の支出機会を増やす仕組みを作ることと、助金や委託費の効果を高めるため、公募や執行に関する統一的なルールを設定し、研究開発成果の社会実装に向けて随意契約制度の活用など事業活動支援等を実施し、初期段階の技術シーズから事業化までを一貫して支援することです。
従来のSBIRは、1999年から実施され、中小企業やスタートアップに対し、年間400億円程度の補助金の支出がされてきました。
しかし20年にわたって運営されてきたSBIRは、米国などのように成長企業の育成やイノベーション創出につながっていないという課題があることが明らかになりました。
そのため、2021年度にSBIR制度を真にイノベーション創出に寄与する制度とするための抜本的な改革を行いました。
この改革により、SBIR制度にもとづく「指定補助金等」の対象・規模が抜本的に拡充されました。
また、ビジネスアイデアのFS調査段階(フェーズ1)、実用化に向けた研究開発段階(フェーズ2)の支援の拡充に加え、先端技術分野における大規模技術開発・実証段階(フェーズ3)も支援対象に追加されました。
農林水産省は、SBIR制度の改革に伴い、「農林水産省中小企業イノベーション創出推進基金(SBIR基金)」を設置し、農林水産・食品の分野での大規模技術実証事業(フェーズ3)を支援することとしています。
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