セミナー「スタートアップによる大規模技術実証を支援する補助金について」

event

一般財団法人バイオインダストリー協会は、セミナー「スタートアップによる大規模技術実証を支援する補助金について」の開催を発表しました。

スタートアップ等によるイノベーション創出をするためのSBIR(Small Business Innovation Research)制度において、社会実装に繋げるための大規模技術実証事業(フェーズ3事業)を実施する場合に、その経費の全部、または一部を補助する制度の募集を行います。

今回はその中でも、農林水産・食品分野に関わる分野のすべてのスタートアップ等に向け、現時点で開示できる範囲で説明会を開催いたします。

概要

開催日時:2023年6月28日(水)13:00~13:30
会場:MS-Teams
定員:500人
主催:(一財)バイオインダストリー協会(JBA)Food Bio Plus 研究会、(公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)
参加費:無料

プログラム

・SBIR制度に関する簡単な説明
坂元 雄二 氏(日本バイオ産業人会議(JABEX) 次長)

・SBIR制度による農林水産・食品分野におけるSBIR制度に基づく補助金の説明
藤本 潔 氏((公社)農林水産・食品産業技術振興協会(JATAFF)理事長)

・質疑応答

申込締切

・2023年6月26日(月)


SBIR(Small Business Innovation Research)制度は、スタートアップなどによる研究開発を促進し、その成果を円滑に社会実装し、それによって日本のイノベーション創出を促進するための制度です。

制度のポイントは、国の機関から研究開発型スタートアップへの補助金や委託費の支出機会を増やす仕組みを作ることと、助金や委託費の効果を高めるため、公募や執行に関する統一的なルールを設定し、研究開発成果の社会実装に向けて随意契約制度の活用など事業活動支援等を実施し、初期段階の技術シーズから事業化までを一貫して支援することです。

従来のSBIRは、1999年から実施され、中小企業やスタートアップに対し、年間400億円程度の補助金の支出がされてきました。

しかし20年にわたって運営されてきたSBIRは、米国などのように成長企業の育成やイノベーション創出につながっていないという課題があることが明らかになりました。

そのため、2021年度にSBIR制度を真にイノベーション創出に寄与する制度とするための抜本的な改革を行いました。

この改革により、SBIR制度にもとづく「指定補助金等」の対象・規模が抜本的に拡充されました。

また、ビジネスアイデアのFS調査段階(フェーズ1)、実用化に向けた研究開発段階(フェーズ2)の支援の拡充に加え、先端技術分野における大規模技術開発・実証段階(フェーズ3)も支援対象に追加されました。

農林水産省は、SBIR制度の改革に伴い、「農林水産省中小企業イノベーション創出推進基金(SBIR基金)」を設置し、農林水産・食品の分野での大規模技術実証事業(フェーズ3)を支援することとしています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金活用や申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」も提供しています。こちらもご活用ください。

また、企業では補助金以外にも融資や出資などによって資金を調達する必要があります。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資、クラウドファンディングなど、さまざまな資金調達のノウハウを解説しています。

カテゴリ イベント
関連タグ SBIR アイデア イノベーション スタートアップ セミナー バイオインダストリー協会 一般財団法人 先端技術 制度 創出 実証 実証事業 技術 技術シーズ 技術開発 支援 研究 補助金 説明会 農林水産 農林水産省 食品
詳細はこちら

緊急セミナー:「スタートアップによる大規模技術実証を支援する補助金について」農林水産・食品分野におけるSBIR制度に関する令和4年度補正予算

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

イベントの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【経済産業省】スタートアップに関連した解説資料・動画を紹介
経済産業省は、スタートアップに関連した解説資料・動画を紹介しています。 資料「スタートアップ育成に向けた政府の取組 スタートアップの力で社会課題解決と経済成長を加速する」 この資料では、政府のスタート…
プラントベースドフード製造の垂直統合システムを開発する「ディッシュウィル」が資金調達
2023年11月30日、株式会社ディッシュウィルは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、独立系シードVCであるHAKOBUNEと、TPR株式会社です。 ディッシュウィルは、コンテナファー…
【中小企業庁】イベント「経営支援の最前線~我が社の将来を専門家と紐解く~」 全国7都市で開催
2025年2月5日、中小企業庁は、「経営支援の最前線~我が社の将来を専門家と紐解く~」の開催について発表しました。 自社事業に不安を持つ経営者や、将来経営を担えるか不安な承継候補を対象に、経営で困った…
【懸賞金総額約8億円】懸賞金活用型プロジェクト「GENIAC-PRIZE」 生成AI開発において4テーマを公募
経済産業省は、懸賞金活用型プロジェクト「GENIAC-PRIZE」の開始を発表しました。 生成AIの社会実装を目的に、様々な地域や業種におけるニーズを満たす生成AIサービスの開発を促進する懸賞金活用型…
【東京都】「スタートアップ社会実装促進事業 (PoC Ground Tokyo)」実証実験を行うスタートアップを募集
2023年9月6日、東京都は「スタートアップ社会実装促進事業 (PoC Ground Tokyo)」について発表しました。 東京都は、イノベーションを生み出し、社会変革を促すスタートアップの実証実験を…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集