「デジタルレシピ」がMAツール「Lステップ」を提供する「Maneql」にGPT-4を用いたAI開発を支援する「Catchy プロンプト」を提供

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2023年5月30日、株式会社デジタルレシピは、株式会社Maneqlに対し、「Catchy プロンプト」の提供を開始したことを発表しました。

「Catchy プロンプト」は、月額50万円でGPT-4を用いたAI開発を支援するサービスです。

専属プロンプトエンジニアをアサインし、プロンプト、エンベッディングのサンプル作成から開発案件化までを伴走します。

Maneqlは、LINEと連携したマーケティングツール「Lステップ」を提供しています。

「Catchy プロンプト」は、カスタマーサポート業務におけるAI導入の実証実験で活用します。


OpenAI社のAIチャットボットChatGPTのベースとなっているGPTシリーズなど、大規模言語モデルが世界的に注目されています。

大規模言語モデルとは、従来の言語モデルよりも大規模なパラメーターを持つディープラーニングモデルのことです。高精度な自然文を生成できるほか、幅広いタスクを処理できるという最大の特徴を有しています。

たとえば、OpenAI社のAIチャットボットであるChatGPTは、自然な文章による質問への回答、テキストの要約、企画書・小論文の執筆、プログラミングなど、さまざまなタスクを高い精度で代替してくれます。

OpenAI社の大規模言語モデル(GPTシリーズ)はAPIとして提供されており、開発者は大規模言語モデルを活用したサービスの開発や、自社サービスへの組み込みなどを行うことができます。GPTシリーズは開発者に注目され、近年さまざまな大規模言語モデルを活用したサービスが登場しています。

一方、こうした大規模言語モデルをビジネスで活用するには、嘘の回答を行ったり情報を提供したりすること、特定のタスクなどに特化させるための学習・訓練が必要となるといった課題を解決する必要があります。

とくに学習・訓練については一定のノウハウが要求されるため、開発の際には外部から専門のエンジニアやチームをアサインすることも必要です。

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