創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年5月9日「ペイトナー 請求書」「ペイトナー ファクタリング」を提供する「ペイトナー」が「識学」から資金調達

2023年5月8日、ペイトナー株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、株式会社識学です。
ペイトナーは、請求書の回収・電子化・振込を自動化する「ペイトナー 請求書」や、フリーランス・個人事業主向けのオンラインファクタリングサービス「ペイトナー ファクタリング」を提供しています。
今回の資金は、組織体制の強化、プロダクトの拡充・開発に充当します。
今後、スモールビジネスに最適な収支把握と迅速な資金調達を可能とする「キャッシュマネジメントプラットフォーム」の構築を目指す計画です。
法人や個人事業主などの事業者間の一般的な支払い方法は、事業者が取引先に請求書を発行し、月末締めで翌月末に支払う方法である掛け払い(請求書払い)が利用されています。
この掛け払いは、請求業務を月に一度にまとめて経理の負担を軽減できることや、支払いを翌月末などに伸ばすことができることなどのメリットがあります。
一方で、自身が請求する場合は、現金が翌月末にならないと入ってこないため、キャッシュフローに課題が生じるケースがあります。
もし売上が黒字であったとしても、急なトラブルなどで手元に現金がなくなり、運転資金が不足してしまった場合、最悪黒字倒産ということも考えられます。
とくに中小企業やフリーランスは資金に余裕がないことから、資金繰りに苦しむケースが散見されます。
そこで、近年は中小企業やフリーランスの金融面の課題解決を目的とした金融サービスを提供するFinTech企業が増加しています。
フリーランスは副業解禁や働き方の多様化によって増加してきていることから、フリーランス向けのサービスの今後の成長が期待されています。
資金繰りがうまくいかないと、売上が黒字であっても倒産してしまう黒字倒産に陥ることがあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期に重要視したいキャッシュフローについてのノウハウや、黒字倒産しない会社を作る資金繰り表の作成術などを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Fintech オンライン クラウドファクタリング スモールビジネス ファクタリング フリーランス ペイトナー ファクタリング ペイトナー 請求書 個人事業主 株式会社 管理 自動化 請求書 識学 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年8月17日、株式会社ストリーモは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ストリーモは、電動マイクロモビリティー「Striemo」を開発しています。 キックボードに似た形の電動マ…
2023年1月6日、株式会社Virtualizeは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Virtualizeは、バーチャルライブアプリ「StarLi」を提供しています。 スマ…
2021年8月4日、株式会社ispaceは、総額約50億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ispaceは、人類の生活圏を宇宙に広げていくため、月に眠る貴重な水資源を活用して宇宙イ…
2025年5月12日、株式会社ウタイテは、総額77億円の資金調達を発表しました。 ウタイテは、2.5次元IPのプロデュースを展開しています。 2024年7月に、5人組歌い手ユニット「きみとぴあ!」がデ…
2020年12月4日、株式会社CAMPFIREは、総額40億円超の資金調達を実施することを発表しました。 国内最大の購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」や、融資型クラウドファンディング「C…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…