創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2020年12月4日クラウドファンディング・サイト運営の「CAMPFIRE」が40億円超の資金調達
2020年12月4日、株式会社CAMPFIREは、総額40億円超の資金調達を実施することを発表しました。
国内最大の購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」や、融資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Owners」、株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels」など、クラウドファンディング事業を展開しています。
今回の資金は、「CAMPFIRE」、「CAMPFIRE Owners」、「CAMPFIRE Angels」のさらなる利用者拡大に向けた事業基盤の強化などに充当されます。
一般社団法人日本クラウドファンディング協会の調査によると、2019年のクラウドファンディングの市場規模は以下のようになっています。
・購入型クラウドファンディング:169億円
・融資型クラウドファンディング:1,113億円
・株式投資型クラウドファンディング:5.6億円
また、購入型クラウドファンディングの上半期の市場規模は、2019年が77億円で、2020年が223億円と、大幅に伸長していることがわかります。
クラウドファンディングは、新たな資金調達の形として定着しました。
また、「Makuake」は、新製品のテスト・マーケティングや、新規顧客獲得を目的とした利用に特化したシステムを構築し、“0次流通”という製販の逆転した流通の仕組みを実現しています。
このようにクラウドファンディングは資金調達の場としてだけではなく、プレ・マーケティングの場としても活用されています。
もし、すべての企業が購入型クラウドファンディングで新製品開発を行うようになれば、今までの比ではないほどの市場規模にまで拡大する可能性があります。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、クラウドファンディングのメリットや、プロジェクトを成功させるためのノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CAMPFIRE クラウドファンディング 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年1月29日、ミッドナイトブレックファスト株式会社は、2020年12月から提供開始した「muute(ミュート)」が、約1カ月でAppStoreランキングのヘルスケア/フィットネス領域で1位を獲…
2022年2月8日、株式会社QPS研究所は、総額約10億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また2021年12月9日には、総額38億5,000万円の資金調達を発表しています。 QP…
2023年3月29日、Dual Life Partners株式会社は、提供している即日買取のAIファクタリングサービス「PAYTODAY」において、ChatGPTを利用したAIチャットボットをリリース…
2023年2月14日、株式会社eMoBiは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 eMoBiは、電動トゥクトゥクを活用したモビリティサービスを展開しています。 2021年に、公共…
2023年8月29日、アカデミスト株式会社は、総額4,725万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アカデミストは、研究者と個人をつなぐ学術系クラウドファンディングサイト「academist」や…
大久保の視点
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
2024年2月26日、創業手帳主催のショートプレゼン大会「ライトニングトーク東京」を開催いたしました。 このイベントは、オンリーワンのサービスやストーリーを…