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2023年5月1日コスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」と美容メディアを展開する「DINETTE」が「花王」から資金調達
2023年4月28日、DINETTE株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
引受先は、花王株式会社です。
また、花王とは業務提携を行い、花王からDINETTEへの人材出向、両社による意見交換などの協力関係を築きます。
DINETTEは、D2Cコスメブランド「PHOEBE BEAUTY UP」や、美容メディア「DINETTE(ディネット)」を運営しています。
「PHOEBE BEAUTY UP」では、自社メディアから得られたユーザーの声をもとに、女性の悩みを解決できるような商品を展開しています。2023年5月現在、まつげ美容液、フェイスマスク、毛穴美容液、酸素洗顔パウダー、化粧水などを販売しています。
また、2023年1月にフェムケアブランド「LUMERE BEAUTY」を本格ローンチし、総合コスメ・ビューティブランドとして事業拡大を目指しています。
近年、D2C(Direct to Consumer)というビジネスモデルが注目されています。大きな成長を実現したスタートアップも複数登場しており、今後の成長も予測されています。
D2Cとは、自社で企画・製造した商品をECサイトを介して直接ユーザーに届けるビジネスモデルです。
HP・SNS・商品パッケージや付属の紙媒体などを通じて、商品や自社の考えを顧客に伝え、世界観やこだわりを差別化のひとつとしているブランドが多いことが特徴的です。
さらに、直接ユーザーに届けるモデルであるため、中間コストを削減でき、その分高品質なプロダクトを安く提供できるというメリットもあります。
D2CではSNSなどでファンを獲得し、商品・サービスの販売につなげている例が多数見られます。そのためSNS利用率が高い女性向けのコスメの領域がD2Cでも勢いがあります。
「PHOEBE BEAUTY UP」は、目のメイクに関する女性の悩み解決を目的に、まつげ美容液から始まったD2Cコスメブランドです。
D2Cビジネスは、顧客の声を直接聞くことができ、即座にプロダクトに反映できることが大きな魅力です。また、SNSなどインターネットを使ったマーケティングとも相性が良いといわれています。「冊子版創業手帳」では、創業期でも実施できるネットを活用したマーケティングのノウハウについて詳しく解説しています。
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