注目のスタートアップ

SDGs人材マッチングアプリを運営する「ソーシャス」が資金調達

company

2023年4月27日、ソーシャス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

ソーシャスは、SDGs人材マッチングアプリを運営しています。

SDGsプロジェクト(NPO、ソーシャルビジネス、公共団体、企業のCSR部門など)と、パーパス重視人材をAIによってマッチングするサービスです、

さらに、ブロックチェーン技術を活用し、SDGsアクションの透明性・信頼性を担保する「インパクトスコア」、SDGs貢献にインセンティブを付与するためのクリプトトークンを開発・運営しています。


SDGs(持続可能な開発目標)は、2001年に策定されたMDGs(ミレニアム開発目標)を発展させたもので、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択されました。

SDGsは、2030年までに持続可能でより良い世界を作るための国際目標で、17のゴールと169のターゲットが設定されています。「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」「気候変動に具体的な対策を」などがその例です。

SDGsは、消費者にも意識されるようになっており、企業のサステナブルな(持続可能な)取り組みや、環境に配慮した商品・サービスが好意的に受け入れられています。

また、積極的に人・社会・地域・環境に配慮した消費を行うエシカル消費を実施する消費者も増加しています。今後、サステナビリティを意識しない企業は生き残ることが難しいと考えられています。

こうしたなか、企業ではSDGsを取り入れた事業開発や、企業におけるSDGsを推進することができる人材のニーズが高まっています。

ソーシャス株式会社のコメント

このニュースを受けまして、ソーシャス株式会社 代表取締役 尹世羅氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

社会・環境インパクトを加速させるために、人材採用とプロダクトの改善に全力を尽くします。当社は、私たちのミッションに共感する優秀な人材を獲得することが成長の鍵であると認識しています。そのため、積極的に採用活動を推進し、さらに多様な人材層からの応募を歓迎します。さらに、採用プロセスの改善を進め、人材をより迅速かつ効率的に確保するための施策を行っています。同時に、当社の製品は、市場での競争力を保持するために絶えず進化しています。新機能の導入や改良版のリリースを定期的に行うことで、顧客のニーズに対応しています。また、製品の品質維持については、テストや品質管理に重点を置き、最高の製品を提供するための努力を惜しみません。

・今後の展望を教えてください。

私たちは、社会・環境的なインパクトを創出するために、競争よりも共創が重要であると認識しています。これまでに築き上げた成果は、他のプレーヤーとのパートナーシップによって生み出されました。今後も積極的にさらなるパートナーシップを構築し、大きな変革を推進することを目指しています。

・読者へのメッセージをお願いします。

SDGsへの貢献は、多くの人にとって一見難しそうに感じられるかもしれません。しかし、実際には、小さな行動からでもSDGsに対する貢献は可能です。例えば、ボランティア活動への参加や、社会的インパクトを目指す団体でフリーランスとして活動することも、SDGs達成への道筋の一つとなります。ぜひ、私たちのプラットフォーム、ソーシャスを利用して、気軽にSDGsへの貢献を始めてみてください。

人材の採用は企業の成長にとって重要です。しかし創業期はリソースが不足していたり、人材採用のノウハウがなかったりといった課題を抱えています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI SDGs アプリ ソーシャス ブロックチェーン マッチング 人材 人材マッチング 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療施設向け診療支援システム「スマートリハ」を開発する「INTEP」が資金調達
2024年10月1日、株式会社INTEPは、資金調達を実施したことを発表しました。 INTEPは、医療施設向け診療支援システム「スマートリハ」の開発や、⾝体機能レコードシステム「FG-001」の開発・…
厳選スタートアップ専門の転職/副業サイト「スタクラ」などを展開する「スタートアップクラス」が1.5億円調達
2025年5月29日、株式会社スタートアップクラスは、総額約1億5000万円の資金調達を発表しました。 スタートアップクラスは、厳選スタートアップ専門の転職/副業サイト「スタクラ」、ママ・女性向けスタ…
フリーランス向け業務管理ツールを提供する「Tooon」が資金調達
2023年1月16日、Tooon株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Tooonは、フリーランス向け業務管理ツール「Tooon(トゥーン)」を開発・提供しています。 「Tooon」は、ポ…
映像クラウド・プラットフォーム運営の「セーフィー」が「キヤノン」から9.8億円調達
2019年9月26日、セーフィー株式会社は、9億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社です。 セーフィーは、防犯カメラ・監視カメラのた…
米国スタートアップ資金調達底堅く、有力企業に集中する傾向
新型コロナウイルス禍による景気悪化の中、金融緩和に伴う金余りを背景に、有力企業に投資マネーが集中する構図が一段と強まっています。4~6月に米国で1億ドル以上を調達した「メガラウンド」は69件と四半期ベ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集