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2023年4月28日SDGs人材マッチングアプリを運営する「ソーシャス」が資金調達

2023年4月27日、ソーシャス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
ソーシャスは、SDGs人材マッチングアプリを運営しています。
SDGsプロジェクト(NPO、ソーシャルビジネス、公共団体、企業のCSR部門など)と、パーパス重視人材をAIによってマッチングするサービスです、
さらに、ブロックチェーン技術を活用し、SDGsアクションの透明性・信頼性を担保する「インパクトスコア」、SDGs貢献にインセンティブを付与するためのクリプトトークンを開発・運営しています。
SDGs(持続可能な開発目標)は、2001年に策定されたMDGs(ミレニアム開発目標)を発展させたもので、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択されました。
SDGsは、2030年までに持続可能でより良い世界を作るための国際目標で、17のゴールと169のターゲットが設定されています。「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」「気候変動に具体的な対策を」などがその例です。
SDGsは、消費者にも意識されるようになっており、企業のサステナブルな(持続可能な)取り組みや、環境に配慮した商品・サービスが好意的に受け入れられています。
また、積極的に人・社会・地域・環境に配慮した消費を行うエシカル消費を実施する消費者も増加しています。今後、サステナビリティを意識しない企業は生き残ることが難しいと考えられています。
こうしたなか、企業ではSDGsを取り入れた事業開発や、企業におけるSDGsを推進することができる人材のニーズが高まっています。
ソーシャス株式会社のコメント
このニュースを受けまして、ソーシャス株式会社 代表取締役 尹世羅氏よりコメントが届きました。
・今回の資金調達の目的は何ですか?
社会・環境インパクトを加速させるために、人材採用とプロダクトの改善に全力を尽くします。当社は、私たちのミッションに共感する優秀な人材を獲得することが成長の鍵であると認識しています。そのため、積極的に採用活動を推進し、さらに多様な人材層からの応募を歓迎します。さらに、採用プロセスの改善を進め、人材をより迅速かつ効率的に確保するための施策を行っています。同時に、当社の製品は、市場での競争力を保持するために絶えず進化しています。新機能の導入や改良版のリリースを定期的に行うことで、顧客のニーズに対応しています。また、製品の品質維持については、テストや品質管理に重点を置き、最高の製品を提供するための努力を惜しみません。
・今後の展望を教えてください。
私たちは、社会・環境的なインパクトを創出するために、競争よりも共創が重要であると認識しています。これまでに築き上げた成果は、他のプレーヤーとのパートナーシップによって生み出されました。今後も積極的にさらなるパートナーシップを構築し、大きな変革を推進することを目指しています。
・読者へのメッセージをお願いします。
SDGsへの貢献は、多くの人にとって一見難しそうに感じられるかもしれません。しかし、実際には、小さな行動からでもSDGsに対する貢献は可能です。例えば、ボランティア活動への参加や、社会的インパクトを目指す団体でフリーランスとして活動することも、SDGs達成への道筋の一つとなります。ぜひ、私たちのプラットフォーム、ソーシャスを利用して、気軽にSDGsへの貢献を始めてみてください。
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