注目のスタートアップ

グロースマーケティング事業を展開する「ソルブレイン」が「三井物産」と資本業務提携

company

2023年4月1日、株式会社ソルブレインは、三井物産株式会社と、資本業務提携を行ったことを発表しました。

ソルブレインは、事業内外に散らばるデータを一元化・可視化し、企業が抱える経営課題を発見し解決へと導き、企業の持続的な成長を実現するグロースマーケティング事業を展開しています。

三井物産との提携により、戦略的パートナーとして、テクノロジー・データ活用分野における両社の強みを活かし、さまざまな業界をターゲットとした新規顧客の開拓、新規サービスの創出・提供を推進していきます。


グロースマーケティングとは、企業・事業・サービスなどの持続的な成長を目指したマーケティングのことです。旧来の新規顧客獲得を目的としたプロダクトマーケティングとはまた異なるマーケティング手法です。

グロースマーケティングが重要視されるようになった背景にはさまざまな要因があります。

その要因には、サブスクリプションビジネスの流行、データの分析・可視化の普及、市場の成熟に伴う新規顧客獲得の難度上昇などが挙げられます。

グロースマーケティングでは、顧客を理解し、プロダクト・サービスを長く利用してくれるファンへと育成することが重要です。

そのためには数値で表すことができる情報だけでなく、顧客それぞれが何を考えてプロダクト・サービスを手に取ったのか、あるいは離脱しようとしているのかといったことを理解し、それをプロダクト・サービスの改善につなげていく必要があります。

しかしこの取り組みは非常に負担のかかるものであるため、グロースマーケティングを継続的に実施していくには、組織のDX(デジタルトランスフォーメーション)が必要となります。

そして多くの企業ではDXを推進するための人材や知見が足りていないため、DXやグロースマーケティングを支援してくれる企業やサービスのニーズが高まっています。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ DX データ テクノロジー デジタルトランスフォーメーション マーケティング 三井物産 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

空いた時間に働きたい人と人手が欲しい店舗・企業をつなぐワーク・シェアリング・サービス提供の「タイミー」が13.4億円調達
2020年9月14日、株式会社タイミーは、総額13億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 空いた時間に働きたい人と、すぐに人手が欲しい店舗・企業をつなぐワーク・シェアリング・アプリ「…
ナノ・テクノロジーと免疫療法の融合技術の実用化を目指す「ユナイテッド・イミュニティ」が7,000万円調達
2020年12月9日、ユナイテッド・イミュニティ株式会社は、7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ナノ・テクノロジーと免疫療法(対がん・対ウイルス)の融合技術の実用化を目指しています…
3Dアバターを中心としたクラウドプラットフォームを開発する「VRC」が「小学館」と「博報堂DYホールディングス」と資本業務提携
2022年5月31日、株式会社VRCは、株式会社小学館、株式会社博報堂DYホールディングスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 VRCは、3Dアバターを中心としたクラウド型プラットフォー…
米国株資産運用アプリを提供する「ブルーモ証券」が20億円調達
2025年3月20日、ブルーモ証券株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ブルーモ証券は、米国株・ETF資産運用アプリ「ブルーモ」を提供しています。 専門家や他ユーザーのポー…
“いいね”の数で割引きにしてもらえるサービス運営の「LikePay」が1,000万円調達
2019年7月10日、株式会社LikePayは、総額1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNSの“いいね”の数で割引きしてもらえるサービス「LikePay」を提供しています。 In…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集