「新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る雇用環境整備促進奨励金」

公益財団法人東京しごと財団は「新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る雇用環境整備促進奨励金」を交付しています。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を理由として、国が実施する雇用調整助成金等を活用し、非常時における勤務体制づくりなど職場環境整備に取り組む企業に奨励金を交付しています。

雇用調整助成金等

・雇用調整助成金
・緊急雇用安定助成金
・産業雇用安定助成金（雇用維持支援コース）（令和4年12月1日までに計画届を東京労働局に提出した「産業雇用安定助成金」を含む）・両立支援等助成金
・新型コロナウイルス感染症小学校休業対応コース
・介護離職防止支援コース（新型コロナウイルス感染症対応特例）
・育児休業等支援コース（新型コロナウイルス感染症対応特例）
・新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金

対象の取り組み

・取り組み1：休業手当の支払いについて
・取り組み2：次のいずれか
　・テレワーク制度（在宅勤務制度）
　・時差出勤勤務制度
　・フレックスタイム制
　・非常時に取得可能な有給の特別休暇制度

概要

申請受付期間：2023年4月30日（金）～2023年9月30日（土）（当初締切の3月31日から9月30日まで延長）
交付金額：1事業所10万円（1回のみ）

コロナ禍ではさまざまな業界が大きな打撃を受け、雇用を維持することもままならないという状況に置かれた企業も増加しました。

こうした企業を下支えするため、政府・自治体はさまざまな助成金・奨励金を運営してきました。

雇用調整助成金は、景気の変動や産業構造の変化により、事業活動を縮小せざるを得なかった事業者を支援する助成金であり、コロナ禍ではコロナ特例が創設されました。

また長引くコロナ禍に対応するため幾度も延長され、多くの企業はこの助成金を活用したことと思います。

今回の「新型コロナウイルス感染症緊急対策に係る雇用環境整備促進奨励金」は、こうした助成金を活用し、非常時における職場難境を整備する企業に向けた奨励金です。

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