コロナ禍に創業した企業の倒産動向について

tips

株式会社帝国データバンクは、2020年2月以降のコロナ禍に創業した新興企業の倒産動向について、調査・分析を行い、その調査結果を発表しました。

概要

・国内で新型コロナウイルスの感染拡大した2020年2月以降に創業した新興企業の倒産は累計で294件発生
・2022年度累計は220件(前年度比3.3倍)
・業種別にみるともっとも多いのが老人福祉事業で、全体の8.8%


2020年2月以降(コロナ禍)に創業した企業、つまり業歴の浅い企業の倒産が増加しており、平均業歴は1.8年となっています。

倒産した業種は倒産件数の多い順に、「老人福祉」「不動産代理・仲介」「美容業」「障がい児通所等」「受託開発ソフトウェア」「土木工事」「フードデリバリー等」「木造建築工事」「投資業」「経営コンサルタント」「情報提供サービス」となっています。

老人福祉事業の倒産件数は26件と非常に多く、倒産の理由は、感染を懸念した利用控えや、参入ハードルが低いこととそれに伴う準備不足などが挙げられます。

またそれ以外の業種もサービス業が多くを占めています。

創業においてはしっかりと準備を整えることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、起業時における手続きの注意点や、起業時の基本的な資金調達先である日本政策金融公庫とその融資制度など、創業に必要となるノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ コロナ禍 倒産 創業 帝国データバンク 株式会社 起業
詳細はこちら

2023年 2月報 | 株式会社 帝国データバンク[TDB]

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ジェイタマズ」が資金調達 インサイドセールス向けSaaS「OPTEMO」を正式リリース
2022年11月8日、株式会社ジェイタマズは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「OPTEMO(オプテモ)」を正式リリースしたことも発表しています。 「OPTEMO」は、自社アプリやWeb…
宇宙・サイバー・電磁波領域においてプロダクト・サービスを展開する「スカイゲートテクノロジズ」が資金調達
2024年4月8日、スカイゲートテクノロジズ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 スカイゲートテクノロジズは、宇宙・サイバー・電磁波領域におけるプロダクトとサービスを提供しています。 具…
ラストワンマイル配送プラットフォーム「CREW Express」運営の「Azit」が3.5億円調達
2022年5月11日、株式会社Azitは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Azitは、ラストワンマイル配送プラットフォーム「CREW Express(クルーエクスプレス…
イベント・マーケティング・システム運営の「EventHub」が2.3億円調達
2020年2月6日、株式会社EventHubは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イベント・マーケティング・システム「EventHub」を開発・運営しています。 イベント…
運転代行配車プラットフォームやドライバー提供プラットフォームを展開する「Alpaca.Lab」が3億円調達
2024年11月28日、株式会社Alpaca.Labは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約8億円となりました。 Alpaca.Labは、運転代行…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集