創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月10日オイシックス・ラ・大地のCVC「Future Food Fund」が冷凍宅配食のサブスクリプションサービスを提供する「DELIPICKS」に投資を実行

2023年3月9日、オイシックス・ラ・大地株式会社は、投資子会社Future Food Fund株式会社が運営するCVCファンド「Future Food Fund 1号」が、株式会社DELIPICKSに投資を実行したことを発表しました。
DELIPICKSは、冷凍宅配食のサブスクリプションサービス「CHEFBOX(シェフボックス)」を展開しています。
全国の食品工場・飲食店と提携し、それぞれの強みを活かした製造により、高品質かつ多様な冷凍食品の提供を実現しています。
商品開発においては、フランスの星付きレストラン出身シェフが全メニューを監修しています。
また、顧客と商品をマッチングするシステム、賞味期限がバラバラな具材の需要予測、全国各地のサプライチェーン設計とオペレーションの自動化などを特徴としています。
食品の配達市場には、完成された料理・弁当を配達する配食サービスや、食品等を配達する食品配達サービス、フードデリバリー、ネットスーパー、ミールキットなどさまざまなサービスがあります。
とくに自宅に食事・弁当を届ける宅食、施設に食事・弁当を届ける配食サービスは、高齢者の増加と共にニーズが高まっており、今後のさらなる市場の成長が予測されています。
近年、宅食においては冷凍食品を活用したサービスが成長を見せています。
冷凍食品が注目されている理由には、冷凍技術や製造技術の向上により食味が向上したこと、備蓄でき廃棄ロスが出ないことなどが挙げられます。
また、自炊や外食によって健康的な食事を続けることは難しいことから、こうした宅食は、健康志向の高まりによりさらに成長していくことが予測されます。
企業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CHEFBOX DELIPICKS Future Food Fund Future Food Fund 1号 オイシックス・ラ・大地 サブスクリプション シェフボックス 冷凍食品 出資 宅配食 宅食 料理 資金調達 食 食事 食品 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2025年8月28日、横浜バニラ株式会社は、総額約3億7000万円の資金調達を発表しました。 横浜バニラは、横浜発ギフトスイーツブランド「横浜バニラ」を展開しています。 今回調達した資金は、人材採用を…
2021年12月17日、CBcloud株式会社は、総額約60億円の資金調達を実施したことを発表しました。 荷主と配送パートナーを直接つなぐプラットフォーム「PickGo」や、運送会社向け業務支援システ…
2022年3月2日、株式会社KPtechnologoesは、総額5,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 建設業界向けクラウド型受発注ソフト「建設PAD」を開発・提供しています。 契約書…
2023年12月6日、株式会社Mujinは、総額27億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これにより、シリーズCラウンド全体の資金調達額は総額150億円となります。 Mujinは、汎用的知能ロ…
2022年8月1日、株式会社クリーンエナジーコネクトは、総額18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クリーンエナジーコネクトは、RE100参加企業などに向けた再生可能エネルギーの導入・調達コ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…