注目のスタートアップ

企業のWeb3進出をワンストップで支援するサービス「MURA」などを展開する「SHINSEKAI Technologies」が資金調達

company

2023年2月28日、株式会社SHINSEKAI Technologiesは、資金調達を実施したことを発表しました。

SHINSEKAI Technologiesは、企業のWeb3進出をワンストップで支援するサービス「MURA(ムーラ)」や、Web3人材マッチングサービス「MURA BOUNTY BOARD(ムーラバウンティボード)」、次世代のWeb3インフルエンサーの創出を担うクリエイターレーベル「cryptex(クリプテックス)」を展開しています。

今後、簡単・安心安全にメールアドレスだけで開始でき、デジタルカード・デジタルアイテムなどのオフチェーンのNFTを受け取ることができるオフチェーンウォレット「MURA WALLET」を独自開発し、その普及を目指します。

今回の資金は、「MURA」におけるコミュニティプラットフォーム機能やスマートウォレット機能の実装、人員体制の強化に充当します。


暗号資産(仮想通貨)の基盤技術として知られるブロックチェーンを実装した次世代のインターネットのことをWeb3といいます。

ブロックチェーンは、P2P通信、非中央集権型、高い改竄耐性などの特徴を有しています。インターネットの基盤として実装することで、これらの特徴を備えたインターネットを実現できます。

現在ビジネスにおいて注目されているWeb3のサービス・技術には、NFTがあります。

NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用し、改竄されていないことや個人が所有していることを証明する証明書のようなデータが記録されたデジタルデータのことです。

このNFTにより、デジタルデータの流通数を絞ることでプレミアム価値をつけたり、一点モノのアートの流通などが可能になります。

たとえば、コンテンツホルダーはNFTを活用することで、デジタルデータのみでキャラクタービジネスを展開したりできるようになります。

一方でWeb3はまだサービスとしては洗練されていないため、企業がWeb3に参入するにはハードルがあります。

こうした背景から近頃は、Web3参入を支援する企業・サービスが登場し、注目を集めています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ cryptex MURA MURA BOUNTY BOARD MURA WALLET NFT SHINSEKAI Technologies Web3 ウォレット クリプテックス シンセカイテクノロジーズ ブロックチェーン マッチング ムーラ ムーラバウンティボード 人材 支援 進出
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

越境EC支援サービス「WorldShopping BIZ」提供の「ジグザグ」が3億円調達
2020年7月14日、株式会社ジグザグは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 世界125ヶ国に向けた越境EC支援サービス「WorldShopping BIZ」を提供しています。 海外…
ブロックチェーンとDMPよる新たなデータ流通のシステム『Datachain』が始動
平成30年2月20日、株式会社Speeeは、データ・プラットフォーム『Datachain』の構想を発表しました。 『Datachain』は、ブロックチェーン・テクノロジーとトークン・エコノミーを基盤と…
「稲作農業の体質強化総合対策事業のうち米の付加価値向上・流通合理化支援」2次公募
農林水産省は、令和6年度「稲作農業の体質強化総合対策事業のうち米の付加価値向上・流通合理化支援」の2次公募について発表しました。 多様な消費者・実需者ニーズに適応するため、米の生産から消費に至るまでの…
ペット関連サービス運営の「シロップ」が資金調達!
平成29年12月27日、株式会社シロップは、第三者割当増資を実施したと発表しました。 引受先は、FFGベンチャービジネスパートナーズと既存株主である獣医師の佐藤貴紀氏などです。 借り入れを含め累計の調…
エンジニア組織の内製化をワンストップで支援する「Findy0→1」が提供開始
2021年3月23日、ファインディ株式会社は、「Findy0→1(ファインディ・ゼロ・トゥ・ワン)」の提供を開始することを発表しました。 「Findy0→1」は、エンジニア組織の内製化の戦略立案から、…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集