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社会課題の解決を目指すパートナーに出会えるマッチングプラットフォーム「ICHI. SOCIAL」を運営する「ICHI COMMON」が7,000万円調達

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2023年2月27日、ICHI COMMONS株式会社は、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

ICHI COMMONSは、社会課題の解決を共に目指すパートナー(企業、自治体、NPO・社会的事業とそのコミュニティ)に出会えるマッチングプラットフォーム「ICHI. SOCIAL」を開発・運営しています。

「ICHI. SOCIAL」は、社会的責任を果たしたい企業と、社会貢献のプロであるNGOなどの組織をマッチングするプラットフォームです。

自社に最適なSDGsや社会課題を知ったり、マッチング相手と共に活動したり、成果を発信したりできます。

今後、企業向けに開発してきたサービスの利用環境を多様な企業が導入しやすい形に整え、企業ユーザー数の拡大を目指していきます。


社会的インパクト投資とは、ソーシャルビジネスが生み出す社会的なリターンと経済的なリターンの両立を実現する投資手法のことを指します。

世界的なSDGs(持続可能な開発目標)の推進により、社会課題を解決するビジネスの重要性が高まっています。

社会課題は、介護・福祉、地方創生、環境保護、貧困など多岐にわたります。

こうした領域は行政やNGOが担っていましたが、社会課題の根深さや複雑性などもあり、企業による取り組みも求められています。

一方で、事業性と持続性を確保しながら社会課題解決に取り組むのは非常に困難なことでもあります。

これは、従来の経営や事業の価値観から抜け出すことが難しいこと、社会課題を把握することが難しいことなどの複数の理由があります。

そのため、ビジネスとして社会課題解決に取り組む際には、その領域で社会課題解決に取り組んできた人材や団体と協力することが重要です。

しかしこうした人材・団体は企業向けの情報発信に取り組んでいないこともあるため、企業はこうした人材・団体を見つけることが難しいという課題があります。

ICHI COMMONSは、社会課題解決を目指すすべての関係者を支援するため、社会的事業におけるマッチングプラットフォーム「ICHI. SOCIAL」を運営しています。

社会的インパクト投資やESG投資などの登場など、以前の資金調達状況とは大きな変化が訪れています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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