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SaaS連携サービス「Master Hub」やSaaS連携アプリストア「SaaStainer」を提供する「ストラテジット」が2.5億円調達へ

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2023年1月17日、株式会社ストラテジットは、HEROZ株式会社より、2.5億円の資金枠の調達について基本合意したことを発表しました。

ストラテジットは、SaaS連携サービス「Master Hub(マスターハブ)」や、SaaS連携アプリストア「SaaStainer(サーステイナー)」を提供しています。

「Master Hub」は、SaaS間の連携を高品質かつ短納期で実現するAPI連携開発プラットフォームです。

「SaaStainer」は、ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストアです。

アプリストアに掲載されている連携アプリは、簡単な設定をするだけでデータの自動連携を可能にします。


SaaS(Software as a Service)とは、クラウド上にあるソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのことです。

インターネット環境さえあればWebブラウザからログインするだけで利用できるほか、保守・管理が不要、月額制であるため初期費用を抑えられるといった特徴があります。

SaaSは、会計・経費精算・営業・CRM(顧客関係管理)など、特化型のサービスが大半であるため、組織は必要に応じて複数のSaaSを導入することになります。

それぞれのSaaSは別の企業が提供していますが、導入する組織としては、会計と経費精算を連携させたいといったニーズがあります。

そのため多くのSaaSではシナジーの高い他社サービスや有名サービスとのAPIによる連携機能などを実装しており、組織はこうした連携面も考慮してSaaSを選定しています。

連携が充実しているSaaSほど柔軟な使い方が可能であり、多くの企業のニーズを満たすことが可能であるため、近年は連携に力を入れるSaaS企業が増えています。

一方、一般的な連携開発では連携するシステムごとにAPIの仕様が異なることから、開発工数がかさむなどの課題が生じています。

「Master Hub」は、クライアント企業が提供するSaaSに必要となる連携を提案し、その使用の検討、設計、開発、運用、保守をワンストップで対応するサービスです、

SaaSはオンプレミス型と違って導入に高いコストやシステムの構築などを必要としません。そのためコスト面で課題のあるスタートアップや中小企業においても、必要とするシステムを導入できます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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