創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年1月7日バーチャルライブアプリ「StarLi」を提供する「Virtualize」が7,000万円調達

2023年1月6日、株式会社Virtualizeは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Virtualizeは、バーチャルライブアプリ「StarLi」を提供しています。
スマートフォン1台から音楽のリアルタイム配信に特化したバーチャルライブを行うことができるアプリです。
今回の資金は、アバターメイク機能の開発・実装、音楽・ダンス・ファッションを基軸としたイベントの実施に充当します。
—
コロナ禍では音楽ライブなどライブエンターテインメントは、感染症対策によって開催が困難になりました。
そこでYouTubeを利用したライブ配信が試みられたほか、VR技術やアバター技術を活用したバーチャルライブも多数開催され、新たなコンテンツとして多くの人に楽しまれるようになっています。
VR(Virtual Reality:仮想現実)とは、専用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などによって仮想空間を現実であるかのように疑似体験させる仕組み・技術のことです。
VR空間では参加者はアバターと呼ばれる3DCGなどで作られたキャラクターモデルを自身の表象として利用します。さらに専用の設備で自身の動きをトラッキングすることで、アバターの動きとして反映させます。
これまで精密なトラッキングには高価で大掛かりな装置が必要だったのですが、近年はスマートフォンのカメラでも利用者の動きを正確にトラッキングできるようになってきているほか、小型・安価なトラッキング装置も登場しており、ユーザーが広く利用できる環境が整ってきています。
こうしたなか、自分でも仮想空間でのライブエンターテインメント、つまりバーチャルライブを行いたいというニーズが高まっています。
バーチャルライブを民主化させるものとして、「StarLi」がどのように成長していくのか注目が必要です。
最新技術や最新技術を活用したプロダクトの開発には豊富な資金が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウについて詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | 3DCG VR VTuber アバター エンターテインメント バーチャル バーチャルライブ 仮想空間 株式会社 資金調達 音楽 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年11月11日、Cellid株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 汎用単眼カメラで動作する空間認識アルゴリズム「Cellid SLAM」の提供や、「Cellid SL…
2023年5月17日、株式会社TRUSTDOCKは、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 TRUSTDOCKは、eKYC本人確認サービス「TRUSTDOCK(トラストドック)」や、あら…
2023年4月19日、株式会社hacomonoは、総額38億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 hacomonoは、オールインワン基幹システム「hacomono」を提供しています。…
2023年7月26日、株式会社LIGHTzは、豊田通商株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 LIGHTzは、中小製造業向けDXツール「ものづくりコネクト」(旧:Pincy Park)…
2024年5月17日、株式会社ウタイテは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、シリーズAラウンドでの調達金額は総額13億円、創業からの資金調達総額は19億円となりま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

