注目のスタートアップ

オリジナルIP・コンテンツを企画・開発する「オッドナンバー」が15億円調達

company

2022年12月15日、株式会社オッドナンバーは、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

オッドナンバーは、オリジナルIPとコンテンツの企画・開発を行っています。

Web3やメタバースが注目される時代において、メディア・手法に拘らない柔軟な発想で新たなコンテンツを開発しています。

2022年12月14日には、株式会社バンダイナムコフィルムワークス、株式会社バンダイナムコミュージックライブと共同事業契約を締結し、「ラブライブ!」シリーズの新プロジェクト、バーチャルスクールアイドル完全新作アプリの配信元(パブリッシャー)となることを発表しています。

今回の資金は、国内大手コンテンツ事業者と協業した有力なコンテンツの開発、人材採用の強化、国内有力コンテンツの海外展開などに充当します。

近年、モバイルゲームやアニメーション作品のグローバルでの成長に注目が集まっています。

たとえば、国内のアニメ産業の市場規模については、2010年には約1.3兆円だったものが、2019年には2.5兆円へと大きく拡大しています。

これは、日本のアニメーション作品をローカライズして配信する動画配信サービスが各国で展開され、海外需要を獲得できたことが要因です。

またアニメ作品から派生する形で原作の漫画・ゲームなどの人気も高まっており、国内でのエンターテインメント市場の伸びが鈍化する状況において、コンテンツのグローバル展開の重要性が高まっています。

エンターテインメント作品においては、ひとつのIPコンテンツを、アニメ・ゲーム・漫画・舞台・音楽など、さまざまな媒体で展開するメディアミックスという手法がとられることがあります。

近年は、VR、メタバース、NFTなど、エンターテインメントと親和性の高い新たなメディアが登場しており、IPコンテンツのさらなる多角的な展開が期待されています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ エンターテインメント クリエイティブ コンテンツ 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ビジネス映像メディア「PIVOT」が13億円調達
2023年9月8日、PIVOT株式会社は、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 PIVOTは、「ビジネス」と「学び」に特化した映像コンテンツを配信するビジネス映像メディア「PIVOT…
ロボアドバイザー提供の「ウェルスナビ」が41億円調達
2019年11月7日、ウェルスナビ株式会社は、総額約41億円の資金調達を実施したことを発表しました。 全自動で国際分散投資を行ってくれるロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を運営し…
「アステナホールディングス」が細胞膜表面のトランスポーターを標的とした創薬ベンチャー「ジェイファーマ」に出資
2022年11月21日、アステナホールディングス株式会社は、ジェイファーマ株式会社が実施する第三者割当による新株予約権の引き受けを行ったことを発表しました。 ジェイファーマは、主に細胞膜に存在するタン…
温泉・レジャー・エンタメ施設の定額制サービス「レジャパス」を展開する「ORIGRESS PARKS」が1.5億円調達
2022年10月5日、株式会社ORIGRESS PARKSは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ORIGRESS PARKSは、遊園地・温泉・美術館・キャンプ場など、全国…
海外スタートアップに特化した情報プラットフォーム運営の「Zuva」が8,000万円調達
2019年10月16日、Zuva株式会社は、約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、早稲田大学提携VCであるウエルインベストメントです。 海外スタートアップに特化した情報プ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集