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2022年12月1日【12/21開催】「全国中小企業クラウド実践大賞」

2022年12月21日に、総務省共催の「全国中小企業クラウド実践大賞」が開催されます。
「全国中小企業クラウド実践大賞」とは、新規事業創造、収益力向上、経営効率化を実現する中小企業のクラウド活用・DX事例を競い合うイベントです。
全国5ブロックに分かれて地区大会にて予選を行い、各地区の代表企業を決定し、全国大会でプレゼンを行い、優れた取り組みに賞を贈ります。
開催日時:2022年12月21日 13:00〜17:00
会場:YouTube配信
参加費:無料
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クラウドサービスとは、ソフトウェアサービスをインターネット経由で利用するサービスのことです。
ネット環境さえあれば、ブラウザからいつでもどこでもアクセスできるという利便性や、オンプレミス型と違って初期費用や更新費用がかからず、管理・保守も不要であることから、多くの組織に導入されています。
この特徴は、システムの導入にあたって多額の初期費用がかかったり、効果が不透明なものに予算を出すことが難しい中小企業にうってつけの特徴といえます。
しかし実情は、ITスキルを持つ人材がいない、経営者・現場に心理的な抵抗があるなどの理由であまり活用が進んでいません。
総務省の「令和3年 情報通信白書」の企業におけるクラウドサービスの利用動向によると、68.7%の企業がクラウドサービスを一部でも利用しており、2016年の46.9%と比べるとかなり導入が進んだことがわかります。
一方で、利用しているクラウドサービスの種類については、ファイル共有・電子メール・スケジュール管理・会計など簡単なものが中心であり、営業支援・プロジェクト管理・生産管理などのクラウドサービスは10〜17%の企業でしか利用されていません。
「全国中小企業クラウド実践大賞」は、こうしたクラウドサービスの活用が遅れている中小企業において、クラウドサービス活用の優れた事例やその方法を知ることができるイベントです。
効率化はどの企業でも大きな課題となっています。創業期は最新のシステムを導入できる機会でもあるため、自社に合ったシステム・ツールを選定・導入するとよいでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。
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関連タグ | DX クラウド デジタルトランスフォーメーション デジタル化 全国中小企業クラウド実践大賞 総務省 |
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