注目のスタートアップ

B2C事業者のDXを支援する「UPBOND」が資金調達

company

2021年10月26日、株式会社UPBONDは、資金調達を実施したことを発表しました

ノーコードのCRMツール「UPBOND Communication」、CIAMツール「UPBOND Identity」・「UPBOND Connect」、コンサルティングサービスの提供により、B2C事業者のDXを支援しています。

今回の資金は、OMOソリューションの展開の促進や、「UPBOND」シリーズの価値強化・認知拡大、機能拡充、経営体制の強化、国内外事業パートナーとの連携による営業体制の強化などに充当されます。

モノ消費からコト消費へと価値観が移り変わった時代では、モノを売る業界は苦境に立たされています。

また、すでに多くの消費者はモノを手に入れてしまっている状態であるため、商品・サービスの価値による差別化が難しくなったことから、B2Cビジネスでは戦略の転換が迫られています。

現在の考えで主流なのは、顧客エンゲージメントを主軸とした顧客戦略の構築です。

顧客エンゲージメント(カスタマーエンゲージメント)とは、顧客と企業の関係・親密さの度合いを意味します。

顧客エンゲージメントを向上させることにより、まずは購買率の向上が見込めます。企業に好感を抱いているため、口コミ・紹介といったマーケティング面での副次的な効果も期待できるでしょう。

顧客エンゲージメントを創出・向上させるためには、顧客ごとに最適な体験を提供することが重要となります。

最適な顧客体験の提供のためには顧客それぞれの行動情報を分析する必要があるため、顧客を高度に管理することができるCRM(顧客関係管理)ツールを活用することとなります。

また、ECだけでなくリアルの店舗を持つビジネスでは、オンラインよりもデータを取得することが難しかったのですが、IoTを活用することにより詳細なデータを取得できるようになっています。

これらのツール・テクノロジーを上手く活用し、新時代の戦略を打ち出していくことが重要です。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ B2C CIAM CRM DX OMO UPBOND UPBOND Communication UPBOND Connect UPBOND Identity コンサルティング 支援 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ノーコードでデータ連携を実現する連携アプリストア「SaaStainer」などを提供する「ストラテジット」が資金調達 
2023年8月28日、株式会社ストラテジットは、2023年1月17日付でHEROZ株式会社より、2.5億円の資金枠の調達について基本合意を行い、同時期に1億円の調達を行ったことを発表しました。第2弾と…
「プレシジョン」が一般向けに医学情報サイト「お医者さんオンライン」/診療所向けにAI診療支援システムを無償提供
2021年2月17日、株式会社はプレシジョンは、2,000名の著名医師による医学情報データベースを活用し、一般向けに家庭の医学情報サイトとして無償公開、診療所向けにはAI診療支援システムを無償提供する…
最適な資産運用プランを提供するサービスを開発する「OneMile Partners」が1.3億円調達
2019年11月6日、株式会社OneMile Partnersは、総額約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 個々のニーズにあわせプロが厳選した資産運用プランを提供する“資産のセ…
食用コオロギの養殖事業などを展開する「CricketFarm」が7,300万円調達
2022年11月17日、株式会社CricketFarmは、株式投資型クラウドファンディングや協調融資により7,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CricketFarmは、ゲノム編集を…
AIソリューションを提供する「シナモン」が5億円調達
2022年6月28日、株式会社シナモンは、5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、第一生命保険株式会社です。 シナモンは、AI-OCR「FLAX SCANNER」、自社開発の音声認識…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集