オンライン動画「中小会計啓発普及事業」

tips

中小企業基盤整備機構は「中小会計啓発普及事業」について発表しました。

中小企業・小規模事業者が「中小企業の会計に関する基本要領(中小会計要領)」に沿った決算書を作成することの意義や、財務情報を経営に活かす方法などの理解を深めることで、自社の経営状況を把握し、金融機関からの資金調達力の強化などを実現するためにオンライン動画を配信しています。

中小会計要領とは、経理人員が少なく高度な経理処理が難しい、会計情報を開示する先が取引先・金融機関・同族株主・税務当局などに限定されている、法人税法で定められた処理を意識した会計処理など、中小企業における会計の実態に即してつくられた中小企業向けの会計ルールです。

とくに中小企業の資金調達は、地域金融機関やメガバンクからの借入によるものが中心であり、財務情報はその際にもっとも重要となる情報のひとつです。

そのため中小企業の会計においては、金融機関への情報として充分なもの、経営者が財務情報として活用するために理解しやすいもの、会計処理にあたって負担がかからないものである必要があり、中小会計要領はこうした点を考慮してつくられています。

中小会計要領は中小企業庁のホームページから入手でき、要項には各会計処理の解説と会計で利用する様式(テンプレート)が掲載されています。

事業を行う際には正確な帳簿をつけることが重要ですが、アナログな帳簿では多くのミスが発生します。また過去のデータを確認することも困難です。そのため会計ソフトを導入することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、おすすめの会計ソフトや、導入方法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ 中小企業の会計に関する基本要領 中小会計啓発普及事業 中小会計要領 会計 動画 決算書 経営 財務情報 資金調達力
詳細はこちら

中小会計啓発普及事業

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アーティストビジネスの「lute」が8,000万円調達!
平成30年9月3日、lute株式会社は、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Instagram Storeisメディア「lute」や、アーティストのMVやドキュメンタリーコンテ…
SNS動画素材の収集サービス「DeLMO」を提供する「マキヤマブラザーズ」が5,000万円調達
2022年7月8日、マキヤマブラザーズ株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マキヤマブラザーズは、個人が撮影したショートムービー(動画)を簡単に収集できるサービス「D…
【東京都】「経営統合支援」
2023年4月27日、東京都は、「経営統合支援」を新たに開始することを発表しました。 この支援は、譲受側の中小企業を対象とした、M&A後の経営統合支援です。 「支援対象」 ・譲受側(買い手)としてM&…
ディープ・ラーニングによる映像生成技術を開発する「EmbodyMe」が2.3億円調達
2019年9月12日、株式会社EmbodyMeは、総額約2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ディープ・ラーニングを用いた映像生成技術の開発と、それを活用したスマホアプリ「Xpr…
デザイン・インキュベーション・スタジオ「Basecamp」が7月中に「dely」の完全子会社化へ
株式会社Basecampは、Basecampのギルド化、dely株式会社による全株式の取得により、7月中に完全子会社化となることを発表しました。 Basecampは、デザイン・インキュベーション・スタ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集