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2022年11月7日「アースアイズ」が工場内のヒヤリハット・マニュアル違反行動・火災を検出するカメラを活用したクイック診断サービスをリリース
2022年11月7日、アースアイズ株式会社は、工場内のヒヤリハット・マニュアル違反行動・火災を検出するクイック診断サービスの提供を開始することを発表しました。
このクイック診断サービスは、工場内のIPカメラにアースアイズのAI BOX「Server lite」をつなげることで、工場内などにおけるヒヤリハット・マニュアル違反行動・火災・人動線の障害物・消防法にかかわる閉鎖障害物などを検知し、即座に通知するサービスです、
工場内でのヒヤリハット行動やマニュアル違反をテレビ会議でアースアイズに共有し、現場の映像を送ることでクイック診断が可能です。
実際の事故・ヒヤリハットの映像がなくても、アースアイズが独自のAI解析技術やCG加工などによりAI学習を行い、工場内での検知を実現します。
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ヒヤリハットとは、重大な事故・災害が起きてはいないものの、事故・災害に直結してもおかしくない出来事のことです。
思いがけない出来事に「ヒヤリ」とする、事故寸前のミスに「ハッ」とすることが名前の由来です。
ヒヤリハットの概念自体は多くの経営者・現場に認知されており、リスクマネジメントの観点からも重要視されています。
さらに、1920年代にアメリカの損害保険会社に勤務していたハーバード・ウィリアム・ハインリッヒ氏の調査によると、「1件の重大事故には、29の軽微な事故と、その背後に300件のヒヤリヤット」が隠れていると指摘しました。
これはハインリッヒの法則(1:29:300の法則)と呼ばれ、世界中の現場において事故発生防止の際の考え方で活用されています。
ヒヤリハットは、環境・設備の不具合、作業員の些細なミスなどが原因ですが、これらを根本的に取り除くことは不可能です。これは、設備が経年劣化することや、作業員の日々の体調の変化をコントロールすることができないことが理由です。
そのため重大事故を防ぐためにヒヤリハットをなくすには、現場をリアルタイムで監視し、もしヒヤリハットがあった場合、それを即座に通知するような仕組みを構築することが必要です。
アースアイズは、カメラとAI技術を活用することでこのシステムを構築し、工場などの現場の重大事故を防止することに貢献しています。
アースアイズ株式会社のコメント
このニュースを受けまして、アースアイズ株式会社よりコメントが届きました。
・今回の新サービスの売りは何ですか?
ヒヤリハットは様々なパターンをAIカメラに学習させておけば未然に防ぐことができます。
今回のクイック診断は、当社システム導入前にニーズに合った検知が可能かどうかを検証するサービスです。
本サービスは、お問い合わせをいただいたお客様とのオンライン会議や実際の現場に設置している録画映像(ヒヤリハット、マニュアル違反、火災などの行動や事象の録画映像含む)をご提供いただき、当社の「ee Digital Twin」技術と組み合わせ、AIで画像解析を実施します。
・今後の展望を教えてください。
工場内だけではなく、様々な防災や危険検知に応用出来ると考えています。
・読者へのメッセージをお願いします。
弊社はAI搭載の防犯カメラで実績がありますが、その技術を応用して様々な業界への活用が可能と考えています。まずはご相談ください。
AIはこれまで不可能だったシステムを実現しています。ビジネスによって非常に有効なシステムもあるため、導入を検討するとよいでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
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