注目のスタートアップ

ゲーマーコミュニティを活性化するプラットフォームを開発する「G4M3RZ」が資金調達

company

2022年11月1日、株式会社G4M3RZは、資金調達を実施したことを発表しました。

G4M3RZは、ゲーマー専用のフレンドマッチングアプリ「G4M3RZ(ゲーマーズ)」を提供しています。

ユーザーのプレイスタイルやプレイする時間帯に合ったフレンドを見つけられるアプリです。

今後もゲーマー同士をつなげ、コミュニティを構築し活性化させることで、多くのゲーマーがゲームを楽しむことができる環境をつくることを目的に、ゲームを基点に、人と人とのつながりを生み出すプロダクトを制作していく予定です。

日本はビデオゲームにおいて深い歴史を持つ国ではありますが、eスポーツ市場はあまり発展しませんでした。

これは、ビデオゲームの大会において、ゲームの製作販売会社が賞金を提供する場合、景品表示法によって大会賞金が上限10万円になってしまうことが理由で、高額な賞金を掲げた公式大会が開催されることがありませんでした。

この法律の解釈は、2016年にノーアクションレター制度を活用して消費者庁に照会したところ得られたものです。

しかし2019年に業界団体が改めてノーアクションレター制度によって照会を行ったところ、消費者庁は上記の解釈を改めるような解釈を提示しました。

これにより、プロチームのみの大会、もしくは参加者を何らかの方法によって限定する大会の場合は、賞金は「仕事の報酬」扱いになり、10万円超の賞金も適法であるという解釈が示されました。

こうした新たな解釈と業界団体による法令に適合した大会運営のサポートもあり、国内においても大規模な大会が開催されるようになりました。

さらにコロナ禍による巣ごもり需要も相まってeスポーツ市場は拡大を続けています。

eスポーツでは、複数人がチームを組んでプレイするゲームタイトルもいくつもあります。

こうしたゲームはチームとのコミュニケーションや戦略が非常に重要であり、アマチュアのゲーマーが力をつけるためにも、相性のいいゲーマーを見つけ、一緒にゲームをプレイすることが重要です。

現在ゲーマーがフレンドを見つけるには、ゲーム内で遊んだプレイヤーにコンタクトをとったり、SNSで募集したりするという方法があります。

G4M3RZは、ゲーマーが自分に合ったフレンドを見つけることを支援することで、ゲーム市場の活性化に貢献することを目指しています。

人脈は起業やビジネスの成長においても非常に重要です。「冊子版創業手帳」では、人脈の広げる方法や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ eスポーツ G4M3RZ エンターテインメント ゲーマー ゲーマーズ ゲーム コミュニティ つながり ビデオゲーム フレンド マッチング
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

最適な研究開発人材をAIでマッチングするプラットフォーム「CoA Researcher」を開発・運営する「CoA Nexus」が1.5億円調達
2023年11月30日、株式会社CoA Nexusは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、今回の資金調達に伴い、株式会社Srustから、株式会社CoA Nexus(コ…
AIを活用したトレーディングカード鑑定サービス「VALUE SCOUTER」を提供する「コレクテスト」が1億円超調達
2024年3月25日、株式会社コレクテストは、総額1億円超の資金調達を実施したことを発表しました。 コレクテストは、AIを活用したトレーディングカード鑑定サービス「VALUE SCOUTER(バリュー…
5秒で家が見つかるアプリ「NOW ROOM」提供の「Living Tech」が2.1億円調達
2020年5月28日、株式会社Living Techは、総額2億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 初期費用0円、5秒で家が見つかるアプリ「NOW ROOM」を開発・運営しています…
YouTuberと企業をマッチング「BitStar」の運営元が13億円調達!
平成30年8月20日、株式会社BitStarは、総額13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 YouTuberプロダクション「E-DGE」や「BitStar」などを展開しています。 「BitS…
ARを使ったシューティングバトルゲーム「ペチャバト」がリリース
2018年12月12日、Graffity株式会社は、「ペチャバト」を正式リリースしたことを発表しました。 「ペチャバト」は、AR(拡張現実)シューティング・ゲーム・アプリです。 互いのスマートフォンを…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集